コードから発覚!Valveの次世代VR「Plano」、画質が異次元レベルに進化しそう

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スタンドアロン型VRを投入したばかりのValveが、早くも次世代ディスプレイの準備を進めている。Linuxカーネルのソースコードから浮上した新モデルのコードネームは「Plano」。

目玉は、片目あたり3,552×3,840ピクセルという超高密度なマイクロOLEDだ。現行Steam Frameの液晶パネル(2,160×2,160)と比べ、画素数は一気に約3倍へ跳ね上がる。黒の沈み込みとコントラストで圧倒的な視覚体験を狙う同社の野心が、コードの片隅から露わになった格好だ。

このパネル仕様は、最大90Hz駆動を含めてSamsung Galaxy XRの数値と完全に一致する。調達先はソニーかサムスンと目されるが、VR空間の解像度を一気に引き上げるピースとして両社が同じ山頂を見据えているのは興味深い。

ただし、ハードウェアの壁は高い。SoCには現行機と同じSnapdragon 8 Gen 3が想定されており、Adreno 750が持つディスプレイ帯域の制限が重くのしかかる。パネル自体は極めて高精細でありながら、デフォルト出力は1,776×1,920に絞らざるを得ず、検証中の高画質モードでも2,368×2,560止まりだ。

そこでValveが活路を見出そうとしているのが、独自開発の「フォビエイテッドスケーリング」だ。視線追跡に合わせてGPU描画を間引く従来型にとどまらず、ディスプレイコントローラー側のハードウェアで局所的なスケーリング処理を肩代わりさせる。視界の中央だけを高精細に保ちつつ、モバイル向けSoCの限界を力技で突破するアプローチと言える。

リフレッシュレートの折り合いも課題だ。現行機が最大144Hzを視野に入れるのに対し、候補の有機ELは90Hzが基準。Valveは120Hz駆動のテストも進めているが、帯域と描画負荷のせめぎ合いは最後まで付きまとう。

マイクロOLEDを採用した上位モデルが形骸化せずに世へ出れば、さらなる価格上昇は避けられない。ソースコードの記述はまだ未成熟で、登場するとしても2027年後半以降が妥当な線だろう。

Source:Steam Frame Hub

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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