記事の内容を音声で聞きたい方はこちら↓
スマホの常識を覆すモンスター級バッテリーが、いよいよ現実味を帯びてきた。中国の認証機関3Cのリストに突如現れたシャオミの未発表5G端末「M786BC」。最大100Wの急速充電に対応するこのモデルは、業界で標準版「Redmi K100」と目されている。すでに上位のProシリーズが先行投入されているなか、無印モデルが遅れて登場する背景には、ある強烈な差別化の狙いが透けて見える。
リーク筋の情報を総合すると、その構成は異様とも言えるスペックに仕上がっている。6.8〜6.9インチの1.5Kフラット有機ELは、スマホ最高峰となる最大185Hzのリフレッシュレートに対応。そして何より目を引くのが、10,000mAh前後に達すると噂される巨大なバッテリー容量だ。
通常、標準モデルといえば上位機からコストを削った廉価版になりがちだが、今回は様相が異なる。先行したK100 Pro(8,580mAh)やPro Max(9,070mAh)をも上回る持久力を引っ提げ、初代Snapdragon 8 Eliteと専用ディスプレイチップのデュアル構成で挑む構えだ。左右対称のデュアルスピーカーやBose監修オーディオ、IP68防水防塵、3D超音波指紋認証など、削られがちな足回りも妥協がない。
この構成が意味するのは、明確なゲーミング需要の刈り取りだ。ハイエンドチップを積んでも電池持ちが悪ければ長時間プレイには耐えられない。100W充電で給電ストレスを最小限に抑えつつ、モバイルバッテリー要らずのスタミナを持たせる。競合が薄型化やカメラの巨大化に舵を切るなか、実用性とゲーム体験に全振りした割り切りは極めて鮮やかだ。
登場は10月下旬と目されている。上位モデルの価格設定を踏まえれば、無印K100はさらに手頃な価格帯に収まる公算が大きい。ヘビーゲーマーや長距離移動の多いユーザーにとって、既存のフラッグシップ機を根底から揺るがすダークホースになりそうだ。
Source:

