Xiaomi Buds 6が登場!AirPodsを超えた?Snapdragon Soundの実力と後悔しない選び方を徹底解説

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イヤホンを長時間つけていて、耳の穴が痛くなったり、蒸れて不快な思いをしたことはありませんか。かといって、耳に乗せるだけのハーフインイヤー型(インナーイヤー型)を選ぶと、今度は「音がスカスカで物足りない」という現実に直面します。

そんな私たちのわがままな悩みを、Xiaomiが最新の技術で強引に解決しにきました。

新発売の「Xiaomi Buds 6」は、耳への負担が少ない開放的なデザインでありながら、高級オーディオ顔負けのスペックを詰め込んだ、まさに「革命児」とも呼べる一台です。

Source:Xiaomi

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「ハーフインイヤーは音が悪い」という常識を疑え

これまでの常識では、耳の穴を密閉しないイヤホンは低音が逃げやすく、音質ではカナル型(耳栓型)に一歩譲るのが当たり前でした。しかし、Xiaomi Buds 6が搭載した「Snapdragon Sound」はその常識を根底から覆そうとしています。

驚くべきは、そのデータ転送量です。aptX Losslessに対応したことで、最大2.1Mbpsという、あのソニーのLDACをも上回る超高ビットレートを実現しました。さらに内部には、24K金メッキを施した振動板を採用。

金メッキと聞くと単なる贅沢品に思えますが、これにより高音域の感度が30%も向上し、これまでの開放型では聴き取れなかった細かな音の粒まで再現できるようになっています。

「楽な装着感」と「圧倒的な解像度」。この相反する二つを同時に手に入れることができるようになった変化は、毎日音楽を聴く私たちにとって、想像以上に大きなインパクトを与えてくれるはずです。

静寂とスタミナ。弱点を克服した「アダプティブANC」

ハーフインイヤー型のもう一つの弱点、それが「ノイズキャンセリング(ANC)」です。隙間がある構造上、外の音を消すのは至難の業。しかし、Xiaomi Buds 6は周囲の環境に合わせて効き具合を調整する「アダプティブANC」を搭載しました。

さらに通話品質にも一切の妥協がありません。3つのマイクを駆使したAI風切り音低減機能により、屋外の騒音を最大95dBもカット。カフェの喧騒や街中の風の音に邪魔されず、大切な相手にクリアな声を届けることができます。

バッテリーについても、ケース併用で最大35時間というタフさを実現。一週間、充電を気にせずに使い続けられる安心感は、忙しい現代人にとって何よりの救いになるでしょう。

Appleユーザーも安心?意外な「歩み寄り」と賢い選択

Xiaomiの製品でありながら、面白いのが「Apple Find My」に対応している点です。iPhoneユーザーが「AirPodsは高いけれど、他のメーカーだと探す機能が使えないから不安」と躊躇していた壁を、Xiaomi自らが壊してきました。

今回の発表では、超ハイスペックなカメラを備えた「Xiaomi 17 Ultra」も同時にデビューしましたが、このイヤホン単体で見ても、99ドル(約1.5万円前後)という価格設定は破壊的です。

HarmanのGolden Earチームによる本格的なチューニングが施され、有名オーディオブランドの高級機に引けを取らない満足感を得られるのですから。

「安いからダメだろう」という不安を、「この価格でこれが手に入るのか」という驚きに変えてくれる。そんなXiaomiらしい、ユーザーの期待を良い意味で裏切る仕上がりになっています。

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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