あのwill.i.amが監修!LGの本気が詰まった異端児イヤホンが登場。ケースが送信機になり、さらに収納するだけで「除菌」まで完了。

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LGエレクトロニクスが、オーディオ市場に一石を投じる新製品を投入してきました。昨年9月の発表から沈黙を破り、ついに販売が開始された「LG Xboom Buds」シリーズ。

Black Eyed Peasのwill.i.amが監修したという話題性もさることながら、上位モデル「Plus」が搭載する、充電ケースをBluetooth送信機化する機能は、移動の多いビジネスマンやガジェット好きの心をくすぐる実用性を備えています。

ラインナップは「Xboom Buds Lite」(69.99ドル)と、上位機の「Xboom Buds Plus」(179.99ドル)の2モデル展開。まず注目すべきは、両モデル共通の音響設計です。10mm径のグラフェンコーティングドライバーを採用し、軽量かつ高い剛性で音の歪みを抑制。

will.i.amによるチューニングが施され、LGが「パワフルな低音とクリアな高音」と自信を見せるサウンドは、昨今のドンシャリ傾向とは一線を画す仕上がりが期待されます。

しかし、この製品の真価は上位モデル「Plus」のユニークな機能群にあります。特に際立つのが、充電ケース自体がBluetoothトランスミッターになる「Plug & Wireless」機能。

付属のケーブルでケースを飛行機のエンターテインメントシステムやジムのランニングマシンに有線接続すれば、イヤホン側でワイヤレス聴取が可能になります。Bowers & WilkinsやJabraの一部モデルで採用されている機能ですが、179.99ドルという中価格帯でこれを実装してきた点は、競合他社にとって脅威となるはずです。

さらにLGならではの「UVnano」機能も健在。ケースに収納するだけでUVライトがイヤーピースを照射し除菌を行うもので、衛生面を気にするユーザーには代えがたい安心感を提供します。ノイズキャンセリングは6マイクシステムを採用し、最新のAuracastオーディオ共有にも対応するなど、スペック上の死角は見当たりません。

バッテリー持続時間はPlusが単体10時間、Liteが11.5時間と、業界標準を大きく上回るタフネスぶり。コーデックがSBCとAACのみという点はハイレゾ志向のユーザーには物足りないかもしれませんが、iPhoneユーザーやストリーミング中心の層にとっては、接続の安定性とマルチポイント接続の利便性の方がメリットは大きいはずです。IPX4の防滴仕様も備え、日常使いで困ることはまずありません。

オーディオ市場は「音質」だけの勝負から、生活にいかに馴染むかという「機能性」のフェーズへ移行しています。LGは音質の追求をwill.i.amというプロフェッショナルに任せつつ、ハードウェアとしては送信機機能や除菌機能といった「独自の実用性」で勝負に出ました。

飛行機移動が多い出張族や、他人と違うガジェットを求める層に対し、Xboom Buds Plusは非常に魅力的な選択肢となります。日本国内での展開や価格設定のアナウンスが待たれます。

Source:LG

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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