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廉価版iPhoneの定義が、来週にも書き換わるかもしれない。長らく噂されていた「iPhone 17e」が、2月16日から20日の間に正式発表される公算が高まった。最大のトピックは、これがもはや「安いから我慢する端末」ではなくなったことだ。
著名リーカーのジョン・プロッサー氏がYouTubeチャンネル「fpt」で公開した情報は具体的だ。何より目を引くのは、ディスプレイ上部のノッチ廃止と、上位モデルでおなじみの「ダイナミックアイランド」採用だろう。これまで旧態依然としたデザインが廉価モデルの証だったが、ついにモダンな顔つきを手に入れることになる。
中身も攻めている。心臓部には現行のA19チップセットを搭載。若干のクロックダウンやメモリが8GBになる可能性はあるものの、基本性能はフラッグシップ級だ。
さらに、MagSafeも従来の7.5ワットから15ワットの高速充電に対応するほか、セルフィーカメラも12MPから18MPの正方形センサーへ刷新されるという。ワイヤレス充電の遅さや自撮りの画質に不満を持っていた層には、刺さるアップデートとなる。
一方で、コストダウンの線引きも明確だ。背面カメラは48MPのシングルレンズ、ディスプレイは6.1インチの有機ELながら60Hz駆動に据え置かれる見通し。バッテリー容量も約4,000mAhと変わらない。
ただ、これらは「普通に使う」分には十分すぎるスペックだ。むしろ、この構成で価格が599ドル(米国価格)に維持されるなら、コストパフォーマンスは驚異的ですらある。カラーはブラック、ホワイトに加え、ラベンダーが登場する可能性も示唆されている。
もし来週、このスペックと価格で登場すれば、市場へのインパクトは計り知れない。日常使いで差を感じにくい「60Hz画面」と「シングルカメラ」さえ許容できれば、17eは最も賢い選択肢になる。最新のデザインとチップを安価に手に入れたいユーザーにとって、待ったなしの買い替えタイミングが到来しそうだ。

