『Samsung Galaxy Z Wide Fold』サムスンの隠し玉か。内部コードから「安価で画面が広い」謎の新型Foldが発覚!

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サムスンの折りたたみスマートフォン戦略が、大きな転換点を迎えようとしています。長らく噂の域を出なかった「画面が広く」かつ「安価な」未発表端末の存在が、システム内部のアニメーション解析から決定的となりました。これは単なるバリエーションの追加ではなく、Pixel FoldやOnePlus Openといった競合、そして猛追する中国メーカー勢に対し、サムスンが突きつける回答と言えます。

情報の出処はAndroid Authorityらが発見したAPKファイル内の開閉アニメーションです。ここには、既存の縦長なGalaxy Z Foldシリーズとは明らかに異なる、幅広なアスペクト比を持つデバイスが描かれていました。

コードネームは「H8」、モデル番号は「SM-F971U」と推測されています。現行のGalaxy Z Fold 7(SM-F966U)や次期Fold 8(SM-976U)の型番法則とも整合性が取れており、単なる実験機ではなく、市販化を前提とした開発機であることは疑いようがありません。

注目すべきは、その形状と立ち位置です。これまでのGalaxy Z Foldシリーズは、閉じた状態が「リモコンのように細長い」と形容され、好みが分かれるポイントでした。今回判明した「Wide Fold」は、パスポートサイズに近い形状を採用していると見られます。

リークされたスペック情報では、メインディスプレイが7.6インチ、カバーディスプレイが5.4インチ。数字だけ見るとカバー画面が小さく感じますが、横幅が確保されていれば、閉じたままでも普通のスマホとして快適に使えるサイズ感です。Oppo Find Nシリーズや初代Pixel Foldに近い操作感を狙っているのでしょう。

さらに重要なのが「廉価版」としての可能性です。折りたたみスマホの普及を阻む最大の壁は、依然として20万円を超える価格設定にあります。もしこのWide Foldが、機能を絞りつつ10万円台半ば、あるいはそれ以下で投入されるなら、市場のゲームチェンジャーになり得ます。

すでにOne UI 9のテストファームウェアでも同モデル番号が確認されており、年内後半の発売に向けた準備は着々と進んでいるようです。

これまで頑なに縦長スタイルを貫いてきたサムスンが、ついにワイド化、そして多品種展開へと舵を切りました。ハイエンド一辺倒だった折りたたみ市場に「選択肢」が生まれることは、ユーザーにとって歓迎すべき変化です。Galaxy Z Fold 8、Z Flip 8、そしてこのWide Fold。今年のサムスンは、ハードウェアの形状そのもので勝負を仕掛けてくることになりそうです。

Source:Android Authority

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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