Acerが2月20日からPC値上げへ。メモリ・SSD高騰が招く「買い時」の終焉が…

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メモリとSSDの価格高騰がついに消費者価格へ転嫁され始めた。日本エイサーは2026年2月20日からの製品価格改定を突如発表した。購入を検討しているユーザーに残された猶予は、2月19日までの数日間しかない。これは単なる一企業の価格調整ではなく、PC市場全体が直面する「メモリ危機」が、いよいよ我々の財布を直撃し始めたことを意味する。

背景にあるのは、もはや隠しようのない部材コストの上昇だ。AcerがPredator Gaming JPNの公式アカウントを通じて明言した通り、RAMとSSDの仕入れ価格高騰が限界点に達している。ここ数ヶ月、AI需要の爆発的な増加や生産調整により、半導体市場では需給バランスが崩れ、スポット価格が高騰し続けていた。Acerはそのコスト圧力を吸収しきれず、製品価格に反映させる決断を下した形だ。

対象となるのは公式オンラインストアで販売される製品群。一部対象外のモデルもあるとされているが、構造上、メモリや高速ストレージを大量に搭載するゲーミングPCやハイエンドノートほど、値上げ幅が大きくなるのは避けられないだろう。メモリに依存しない周辺機器は影響を受けにくいと考えられるものの、PC本体の価格改定は避けられない情勢だ。

今回の発表は日本法人からのものだが、これを「日本だけの現象」と捉えるのは早計だ。部材不足とコスト増は世界的なトレンドであり、円安の影響が加味されている可能性はあるにせよ、根本的な原因はグローバルなサプライチェーンにある。Acerが先陣を切ったことで、様子見を続けていた他メーカーも追随する可能性極めて高い。ASUSやMSI、HPといった競合他社が同様の発表を行うのも時間の問題だろう。

これまでPC市場では「待てば安くなる」が通説だったが、局面は完全に変わった。2月19日がひとつの分水嶺となる。今回のAcerの動きは、2026年前半におけるPC価格上昇トレンドの序章に過ぎない。もしハイスペックなマシンの導入を検討しているなら、迷わず今のうちに確保すべきだ。悩んでいる間に、価格は逃げていく…

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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