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待望のミッドレンジ本命機、OnePlus Nord 6の雲行きが怪しい。3月のグローバル展開が有力視されていたが、最新のリーク情報によれば4月へずれ込む公算が高まった。中国版「Turbo 6」で衝撃を与えたあのモンスターバッテリー搭載機だけに、この1ヶ月の遅れは市場にとって小さくない痛手だ。
情報の出処は、実績のあるリーカーYogesh Brar氏。X(旧Twitter)での投稿によれば、モデル番号CPH2795ことOnePlus Nord 6の発売ターゲットが3月から4月へスライドしたという。当初は2月説もあっただけに、二度目の延期情報となる。舞台裏でサプライチェーンやソフトウェア調整になんらかのハードルが生じている可能性を否定できない。
OnePlus Nord 6 was initially set to launch by early March
— Yogesh Brar (@heyitsyogesh) February 4, 2026
Hearing that the launch has been moved to April..
No signs of Nord CE6 though..
あわせて廉価版となる「Nord CE 6」に関する情報が皆無であることも示唆された。北米や欧州市場においてはラインナップをNord 6一本に絞り、リソースを集中させる戦略とも取れる。
たかが1ヶ月、されど1ヶ月。この遅延が惜しまれるのには明確な理由がある。OnePlus Nord 6が単なる「手頃なスマホ」の枠を超えたスペックを秘めているからだ。
心臓部にはSnapdragon 8s Gen 4を採用する見込み。これはNothing Phone (3)と同じSoCであり、実質的に前世代のハイエンドに匹敵する処理能力を持つ。日常使いやマルチタスクはもちろん、重めのゲームすら快適にこなすポテンシャルがあり、ミッドレンジ帯の勢力図を塗り替える存在だ。Geekbench等のベンチマーク結果も、その実力を裏付けている。
さらに注目すべきは電源周り。9,000mAhという、一昔前のモバイルバッテリー並みの容量を持つ「Glacier Battery」技術の搭載が濃厚となっている。これを80Wの急速充電で運用する。SamsungやMotorolaが守りの姿勢で5,000mAh前後に留まる中、OnePlusだけが次元の違う戦いを挑んでいる。
1.5Kのフラット有機ELディスプレイはリフレッシュレート165Hzに対応し、OSは最新のAndroid 16をプリインストールして出荷される見通し。ハードウェアの強烈な個性と最新ソフトウェアの組み合わせは、今の停滞したスマホ市場において強烈なフックとなる。
✅ Confirmed : OnePlus Nord 6 (CPH2795) will launch with :
— Debayan Roy (Gadgetsdata) (@Gadgetsdata) January 21, 2026
🔴 Snapdragon 8s Gen 4 SoC
Confirmed to get :
✅ 80W charging
Other expected specs :
✅ 1.5K 165Hz flat OLED
✅ 50MP main + 8MP UW
✅ LPDDR5X RAM, UFS 3.1
✅ Android 16, upto 12GB RAM pic.twitter.com/n8YhjWi3Dd
発売が4月にズレ込むことで、競合他社の春モデルが出揃った後での勝負となるが、9,000mAhバッテリーという唯一無二の武器があれば、埋没することはない。むしろ、中途半端な状態で出すよりも、Android 16への最適化を含め万全を期してリリースされるほうがユーザー利益は大きい。
OnePlus Nord 6は、久々に「スペックシートだけでワクワクさせる」ミッドレンジ機だ。価格設定さえ間違わなければ、数週間の遅れなど吹き飛ばすほどのヒット作になる。今はただ、公式のアナウンスを待ちたい。

