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エンバーク・スタジオが放った『ARC Raiders』が、単なるヒット作の枠を超え、歴史的な怪物タイトルへと変貌を遂げた。Alinea Analyticsが公開した最新データは衝撃的だ。発売から数ヶ月での累計販売本数は1,500万本を突破、総収益は5億ドル(約750億円)を超えた。
基本プレイ無料(F2P)のシューターが溢れる市場において、パッケージ売り切り型(あるいはハイブリッド)でこの数字を叩き出した事実は、ゲームビジネスの潮流が変わったことを明確に示している。
数字の内訳を見ると、このタイトルの特異性がさらに際立つ。通常、年末商戦を終えた1月はゲーム市場全体が冷え込む時期だ。しかし『ARC Raiders』はこのセオリーを嘲笑うかのように数字を伸ばした。
1月のSteam販売だけで約150万本、収益にして5,000万ドル近くを記録。コンソール市場(XboxとPlayStation)の動きはさらに活発で、同期間に170万本以上を売り上げている。PCゲーマーだけでなく、コンソール層まで幅広く取り込んだことが、短期間での1,500万本達成を後押しした最大の要因だ。
特筆すべきは「定着率」の高さにある。Alinea Analyticsによれば、1月の月間アクティブユーザー数(MAU)は1,000万人に到達。前月比で8%の増加を記録している。発売直後のブームで人が集まり、翌月には激減するという「シューター界の常」を覆し、逆にユーザーベースを拡大させている点は驚異的と言うほかない。これは運営型のライブサービスとして、コンテンツの供給とゲームループの品質が極めて高いレベルで噛み合っている証拠だ。
PCとコンソールの垣根を超え、1月に見せた爆発的な成長力。この勢いが一過性のものでないことは、増加し続けるアクティブユーザー数が証明している。累計2,000万本の大台到達は、もはや時間の問題となった。2026年の覇権タイトルは、早々に決着がついたのかもしれない。
とはいえ、個人的には最近ちょっと飽きてきました…
Source:Alinea Analytics

