Xperia 1 VIIIの型番がIMEI登録、北米版不在で欧州・アジア展開へ

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ソニーの次期フラッグシップモデル「Xperia 1 VIII」およびミッドレンジの「Xperia 10 VIII」が、開発の最終段階に入っていることはほぼ間違いない。単なる噂レベルではなく、IMEI(端末識別番号)データベースへの登録という、製造工程における「動かぬ証拠」がついに確認されたからだ。

これまで開発コードと思われるPMコードの存在は囁かれていたが、今回はそれが具体的なモデル番号と紐づけられた形で浮上している。特定された型番は、ハイエンドのXperia 1 VIIIを示す「XQ-GE」シリーズと、ミッドレンジのXperia 10 VIIIを示す「XQ-GH」シリーズだ。

ここで注目すべきは、型番の末尾に振られた数字である。 日本市場向けを示す「44」、欧州向けの「54」、そしてアジア圏向けの「74」がリストアップされている。

具体的には、XQ-GE54やXQ-GE74といった型番が確認されており、これはソニーが次期モデルでもグローバル展開を維持する意思表示に他ならない。

画像は S-Maxのサイトからご覧ください。

しかし、このリストには不可解な空白がある。北米市場向けのモデル番号が見当たらないのだ。 かつてプロフェッショナル向けの訴求を強めていた北米市場だが、今回のリーク情報を見る限り、発売が見送られるか、あるいはかなり遅れての投入になる可能性が否定できない。Xperiaの市場戦略が、日本・欧州・アジアへよりリソースを集中させる方向へシフトしているとも読み取れる。

ハードウェアスペックに目を向けると、Xperia 1 VIIIにはQualcommの最新チップセット「Snapdragon 8 Elite Gen 5」の採用が有力視されている。OnePlus 15などの他社フラッグシップと真っ向勝負できる処理能力を有することになり、ソニーが得意とするカメラ処理やオーディオ機能が、この強力なシリコンでどこまで引き上げられるかが焦点となる。

正式な発表時期や発売日はまだ闇の中だが、IMEIデータベースへの登録は、製品がリリースの滑走路に乗ったことを意味する。北米市場の扱いという懸念材料はあるものの、今年もXperiaの系譜が途絶えることなく続くことは確実だ。続報を待ちたい。

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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