その発想はなかった!Xiaomi 17 Proの背面ディスプレイ活用法が天才的すぎた件

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スマートフォンの「背面」、皆さんは普段どれだけ意識していますか?

美しいカラーリングや特徴的なカメラユニットも、一度ケースをつけてしまえば隠れてしまう。多くの人にとって、そこはただの”裏側”であり、ある種のデッドスペースになっているのではないでしょうか。

しかし、Xiaomiが発表した最新フラッグシップモデル「Xiaomi 17 Pro」とその専用アクセサリーは、そんな常識を根底から覆します。彼らは、スマートフォンの背面に「新しい役割」と「最高の遊び心」を与えてしまったのです。

てか、これサードパーティー製かと思ったら、公式販売だったんですね…

Source:小米科技

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Xiaomi 17 Pro/Pro Max レトロハンドヘルドゲーマーケースとは!?

物語の始まりは「背面の小さな窓」

このユニークなアクセサリーを理解するために、まずはその舞台となるスマートフォン「Xiaomi 17 Pro」と「Xiaomi 17 Pro Max」について少しだけ触れておきましょう。

これらのモデルは、カメラユニットの周りに小さな「サブディスプレイ」を搭載しているのが最大の特徴です。Xiaomiは当初、この小さな画面を、着信通知を確認したり、時計を表示したり、あるいは高画質なメインカメラで自撮りをする際のビューファインダーとして使うことを想定していました。

これだけでも十分に便利で革新的な機能です。しかし、Xiaomiのエンジニアたちの”遊び心”は、それだけでは満足しませんでした。彼らはこう考えたのです。「この小さな画面で、ゲームができたら最高に面白いんじゃないか?」と。

装着すれば即“ゲーム機”に!驚きの変身プロセス

そのアイデアを結実させたのが、今回発表された「Retro Handheld Console Case」です。

このケースをXiaomi 17 Proに装着する。ただそれだけで、スマートフォンの背面は、私たちが見慣れたレトロゲーム機のコントローラーそのものに変貌します。

  • 押し心地まで再現した物理ボタン
    ケースには、懐かしの「ABXYボタン」、正確な操作を可能にする「円形の十字ボタン」、そして「スタート/セレクトボタン」が物理的に搭載されています。スマートフォンの画面をタップするのとは全く違う、カチカチとした確かな押し心地。これは、あの頃ゲームに熱中した世代にとって、たまらない魅力ではないでしょうか。
  • スマホ本体は眠らせたまま
    さらに驚くべきは、このケースに専用の電源ボタンが備わっている点です。このボタンを押せば、Xiaomi 17 Pro本体の巨大なメインディスプレイを起動することなく、背面のサブディスプレイにだけゲームランチャーが立ち上がります。電車の待ち時間やちょっとした休憩時間に、ポケットから取り出して、ボタン一つで即座にゲームの世界へ。この手軽さは、まさに携帯ゲーム機そのものです。

バッテリーの心配は無用?最大40日間も遊べる驚異のスタミナ

「でも、そんなことをしたらスマホ本体のバッテリーがすぐになくなるんじゃ…?」

そう心配する方もいるでしょう。ご安心ください。Xiaomiは、その点も完璧にクリアしています。

この「Retro Handheld Console Case」には、200mAhのバッテリーが内蔵されており、なんと最大で40日間の連続使用が可能だと謳われています。ケース自体が独立した電源を持つため、ゲームをどれだけプレイしても、スマートフォン本体のバッテリーを消費することがないのです。(本体から電力とってもさして影響なさそうな…

これは非常に重要なポイントです。本来のスマートフォンとしての機能(電話、メッセージ、SNSなど)を一切犠牲にすることなく、純粋なゲーム体験だけを追加できる。Xiaomiの深い思慮が感じられる設計です。

知っておくべき唯一の妥協点と、その価値

もちろん、この素晴らしいケースにも一つだけ妥協点が存在します。それは、装着中はワイヤレス充電が利用できなくなるという点です。

日常的にワイヤレス充電をメインで使っているユーザーにとっては、少し悩ましいポイントかもしれません。しかし、USB-Cケーブルでの有線充電は問題なく行えます。

そして、気になる価格は中国で299元(約42ドル)。現在のレートで日本円に換算すると、約6,500円前後となります。最新スマートフォンを本格的なレトロゲーム機に変身させるという、唯一無二の体験。この”最高の遊び心”に対して、あなたはこの価格をどう感じるでしょうか。

【まとめ】

Xiaomiの「Retro Handheld Console Case」は、単なる気の利いたアクセサリーという言葉では片付けられません。これは、スマートフォンの進化がスペック競争だけになりがちな現代において、「スマートフォンは、もっと楽しくなれる」というXiaomiからのパワフルなメッセージです。

スマートフォンの使われていなかった”裏側”という空間に、ノスタルジーと最新技術を融合させた新しい価値を生み出す。そのクリエイティブな発想に、私は久しぶりにガジェットが持つ本来のワクワク感を思い出しました。

残念ながら、現時点でこのケースが日本で正式に販売されるかは不明です。しかし、Xiaomi 17 Proが発売されるなら、ほぼ同時に発売されてもおかしくはないですね。なにせXiaomiですから。

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