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先月、技術ニュースサイトの9to5Macは、Beatsが5年以上ぶりに新しいオーバーイヤーヘッドフォン「Beats Studio Pro」を発売すると独占的に報じました。Beats Studio Proのスペックシートが公開され、ANC、トランスペアレンシーモード、空間オーディオなどの新機能が明らかになりました。
Beats Studio Proスペック
Beats Studio Proは、2つのカスタム40mmドライバーを搭載し、大音量でもほぼゼロの歪みを実現することができます。Beatsによると、Beats Studio3と比較してオーディオの忠実度が80%向上し、強力でありながらバランスのとれたサウンドプロファイルが実現されます。
Beats Studio Proは、アクティブノイズキャンセリング、トランスペアレンシーモード、Dolby Atmosによる空間オーディオをサポートしています。また、ダイナミックヘッドトラッキングとパーソナライズされた空間オーディオのサポートも含まれます。Beats Studio Proの側面にあるボタンを使用すると、ユーザーは透明モードとアクティブノイズキャンセリングを切り替えることができます。
Beats Studio Proは、USB-Cポートと3.5mmヘッドフォンジャックの両方を備え、3つの異なるリスニングモードを提供します。Beats Studio Proは、AppleデバイスとAndroidデバイスの両方でのクロスプラットフォームのサポートを強化します。
Beats Studio Proのデザインは、Studio3ヘッドフォンと似ていますが、軽量で快適で、UltraPlushオーバーイヤークッションは、シームレスなエンジニアードレザーでアップグレードされ、プレミアムメタルスライダーは幅広い調整範囲を提供します。
Beats Studio Pro/AirPodsMaxスペック比較表
スペック | Beats Studio Pro | AirPods Max |
寸法 | 長さ: 17.8cm 幅: 7.8cm 高さ: 18.1cm | 高さ: 18.7cm 幅: 16.85cm 深さ: 8.3cm |
重量 | 9.17オンス/260グラム | 13.6オンス/385グラム |
カラー | ブラック、ネイビー、サンドストーン、ディープブラウン | スペースグレイ、シルバー、グリーン、スカイブルー、ピンク |
ドライバー | カスタム40mmドライバー | Apple設計H1チップによる40mmドライバー |
バッテリー寿命 | ANC無効で最大40時間 ANC ONで最大24時間 10分の充電で最大4時間再生可能 | ANCオンで最大20時間 5分の充電で約1.5時間再生可能 |
特徴 | アクティブノイズキャンセリング、トランスペアレンシーモード、Dolby Atmosによる空間オーディオ、ダイナミックヘッドトラッキング、パーソナライズされた空間オーディオ | アクティブノイズキャンセリング、透明性モード、ヘッドトラッキング、空間オーディオ、Siriによる音声コントロール、自動再生/停止、音声アナウンス |
価格 | 通常価格$349.99 | 通常価格$549.00 |
この表から、Beats Studio ProはAirPods Maxよりも軽量であり、バッテリー寿命も長く、価格も低いことがわかります。また、両方のヘッドフォンには、アクティブノイズキャンセリング、透明性モード、ヘッドトラッキングなど、多様な特徴がありますが、Beats Studio Proの方がDolby Atmosによる空間オーディオやパーソナライズされた空間オーディオのサポートがあります。
まとめ
価格が約5万円というところは、AirPods Maxと比較すると現在の価格と比較すれば、少しは安価に見えますね。(発売当初は67,980円)
H2チップなどは搭載していませんが、Googleファストパスが使用できるので、Androidスマホを持っている人にはありがたい仕様。
肝心の音の方はどうなんでしょうね・・・従来のBeatsサウンドであれば、重低音を重視した感じになりそうですね。