薄型軽量ノートの勢力図を塗り替える一手になるかもしれません。Xiaomiが発表を予告した次世代ノートPC「Redmi Book 2027」シリーズは、モバイルワークの現場が抱える「駆動時間」と「実用性」のジレンマを正面から突破しようとしています
中国市場向けに10月27日19時(現地時間)の登壇が確定した本機。Geekbenchへの登場で話題を呼んだ16インチモデルに加え、取り回しに優れた14インチ版「Redmi Book 14」の存在も正式に明かされました。
心臓部に据えられたのは、低消費電力とコストパフォーマンスで注目されるIntelの「Wildcat Lake」。16インチモデルにはCore 5 320プロセッサと16GBのDDR5メモリが割り当てられ、日々の業務を淀みなく処理する基礎体力を備えています。
特筆すべきは、14インチクラスとしては異例とも言える72Whという大容量バッテリーの搭載。省電力に長けた新世代チップとの相乗効果が生むスタミナは、電源アダプターを持たずに1日を乗り切る安心感に直結します。
インターフェースの妥協のなさにも目を見張るものがあります。薄型化を口実にType-C端子だけに絞り込む製品が多いなか、Type-Aを2基、Type-Cを2基、さらにフルサイズのHDMIとオーディオジャックをしっかり確保。変換ハブをぶら下げる煩わしさからユーザーを解放する、道具としての誠実な設計思想がうかがえます。
市場のベンチマークとなるMacBook NeoやDell XPS 13を視野に入れたとき、鍵を握るのはXiaomiのお家芸ともいえる価格破壊力。高効率なSoCと巨大バッテリー、そして充実したポート類という「現場が本当に欲しかったパッケージング」を手の届く価格で提示できれば、エントリーからミドルクラスのモバイル市場において極めて強力な選択肢へと化けるはずです。
解像度やストレージ構成、そして多くのユーザーが待ち望むグローバル展開の有無は、27日の発表会で全貌が明らかになります。コストパフォーマンスの雄が放つ次の一手が、ノートPC市場の価格対性能比をどこまで引き上げてくれるのか、期待が高まります。
Source:ITHome

