スマホの縦長化に終止符を打つかもしれない、まったく新しい選択肢が動き出しました。折りたたみ機構を持たない「ワイドバー型」という未開拓の領域へ、Oppoが本格参入を画策しています。
先行するHuaweiへの対抗馬として浮上したこの新型機は、ギミックに頼らず大画面と携帯性を両立させる、次世代ハードウェアの試金石となる一台です。
リーク情報によると、仮称Oppo Reno Xとされる本機は、16:9比率の6.35インチ(1.5K・120Hz)ディスプレイを採用。四辺均等な極細ベゼルで覆われ、横幅85mmを下回る設計になるといいます。

ライバルとなるHuawei Pura X View(横幅87mm、厚さ6.7mm)と比べても、わずかにスリムで片手に収まりやすい絶妙なサイズ感。縦スクロールばかりを意識してきた従来の板状スマホとは一線を画し、動画視聴やマルチタスクでの横方向の視界の広さをストレートに訴求する狙いが見て取れます。
スペック面でも妥協がありません。心臓部にはDimensity 9500ベースのDimensity 9600Mを積み、背面のメインにはISOCELL HPEとHP5による2億画素デュアル仕様、さらに5000万画素の超広角を加えた3眼構成になる見込みです。
何より圧巻なのはバッテリー。Pura X Viewの7000mAhを上回る約8000mAhもの超大容量セルを、この薄型ボディに詰め込んできました。ヒンジという物理的なデッドスペースがない非折りたたみ構造だからこそ、基板レイアウトを限界まで詰め、バッテリーと大型センサーに容積を全振りできた結果と言えます。
折りたたみ機の弱点だった「ヒンジの耐久性」「折り目」「本体の厚み」を嫌う層にとって、壊れにくく薄いワイドバー型は極めて合理的な解です。Oppoがこのスペック通りの製品を市場に投入できれば、Huaweiの独占状態だったニッチ市場が一気に活性化し、他社を巻き込んだ「横長ストレート」という新ジャンルの確立に拍車がかかるはずです。

