大画面化が常態化したスマートフォン市場へ、実用的なサイズ感と規格外のスタミナを兼ね備えた注目機が突如姿を現した。
XiaomiのサブブランドPocoが、シリーズ最小モデルとなる「Poco X8s」の予約受付をベトナムの公式ストアで開始。正式発表前の掲載ながら、Snapdragon 7 Gen 4を積み、早期クーポン適用で約313ドル(約4万円台半ば)から手に入る驚異的な価格設定が早くも波紋を広げている

本体は近年の端末としては小ぶりな6.35インチ。有機ELディスプレイを備え、背面にはRedmi K90を彷彿とさせる端正なデザインを取り入れた。カラーはブラック、ホワイト、ブルーの3色展開。手のひらに収まるサイズ感と軽快な取り回しが際立つ。
だが、真に驚くべきはコンパクトさの内側に潜む中身だ。小柄なボディに詰め込まれたバッテリーは、なんと6,330mAh。同等サイズの競合機が4,000〜5,000mAh前後に留まる中、異次元のスタミナ設計を誇る。さらに100Wの急速充電とIP68相当の防水防塵性能まで網羅しており、日常のタフな実用に隙がない。
背面カメラは5000万画素メインと800万画素超広角の実用的なデュアル仕様。最新のHyperOSとSnapdragon 7 Gen 4の組み合わせは、ゲームから普段使いまで過不足のない快適な動作を約束する。
価格設定もPocoらしい攻撃姿勢を崩さない。定価は8GB/256GB構成が437ドル、上位の12GB/512GB構成が532ドルだが、発売記念クーポンの適用により、それぞれ313ドル、387ドルまで値下がりする。早期予約者には完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 6 Play」が同梱されるなど、初動の販促も手厚い。ベトナムでの発送は11月6日から9日の間を予定している。
「片手で持てるサイズに、長持ちするバッテリーが欲しい」というユーザーの切実な声に対し、大手メーカーが長年出しあぐねていた回答を、Pocoはミドルレンジの価格破壊とともに叩きつけてきた。グローバル展開のアナウンスはまだないが、この仕様と価格バランスが他地域へ飛び火すれば、小型スマホの勢力図を大きく塗り替える存在になりそうだ。
Source:notebookcheck


