Valveが開発を進める次世代VRヘッドセット「Steam Frame」のセットアップ動画が流出し、製品の全貌と発売に向けた最終準備が白日の下に晒された。名機「Valve Index」の正統後継と目される本機は、いよいよ市場投入の秒読み段階に入った格好だ。
流出したのは、ValveのArmベースクライアント内に一時保管されていた8本のガイド動画。映像からは、ヘッドセット本体と2本のコントローラー、メガネ用スペーサー、USB-Cケーブルに加え、専用の「ワイヤレスアダプター」が同梱される事実が判明した。
STEAM FRAME UPDATE
— Steam Hardware Updates (@HardwareSteam) August 19, 2026
OFFICIAL STEAM FRAME UNBOXING VIDEO BY VALVE pic.twitter.com/eqD3ztfHVz
有線接続が前提だったIndexから一転、専用アダプターによるPCおよびSteam環境からのワイヤレスストリーミングを標準装備とした点は見逃せない。Meta Questシリーズが独占してきたスタンドアローンおよび無線PCVRの領域に対し、ValveがSteamエコシステムを武器に本格的な反撃へ打って出る構えだ。
気になるのは価格設定。心臓部となるQualcomm製Snapdragonチップの調達コスト高騰が噂されており、ハイエンド路線を維持しつつ一般層へ普及させられる価格に抑えられるかが焦点となる。
米FCC(連邦通信委員会)の認証通過やタイトルの動作確認に加え、これほど完成された開梱ガイドの存在は、ハードウェアの製造がすでに完了している証拠だ。過去のValve製品でも、関連データの発覚から数週間以内に正式発表に至った前例がある。

