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Androidタブレット市場の頂点に君臨するサムスンのフラッグシップに、いよいよ次世代の足音が聞こえてきた。海外メディアが公開したGalaxy Tab S12 Ultraの公式とされる画像と各国の認証情報から、ハイエンド市場を牽引する怪物の輪郭がはっきりと浮かび上がっている。
公開されたレンダリング画像を見る限り、外観は前世代のS11 Ultraを踏襲した洗練された佇まいだ。上質なグレー仕上げのボディ背面にはデュアルカメラとLEDフラッシュが並び、定評あるSペンもしっかりと描かれている。画面上部にはおなじみのノッチが鎮座しており、極小ベゼルと高性能なフロントカメラを両立させる設計思想にブレはない。

水面下の動きも着実に進む。シンガポールのIMDA認証データベースには「SM-X846B」と「SM-X946B」の2機種が姿を現した。これらはGalaxy Tab S12+およびGalaxy Tab S12 Ultraの5G対応モデルと目されており、正式な市場投入へ向けた準備は最終段階に入ったと見ていい。
今回の注目点は、SoCにMediaTekの最上位チップ「Dimensity 9500」の採用が有力視されている点だ。前作のDimensity 9400+に続き、サムスンがフラッグシップタブレットでMediaTekとのタッグを継続する意味は大きい。かつてのSnapdragon一強体制から完全に脱却し、処理能力と電力効率の双方で最高峰のパフォーマンスを狙い撃ちにする構えだ。
iPad Proが圧倒的な処理能力を武器にクリエイター市場を席巻するなか、Android陣営で真に対抗しうる唯一無二の選択肢がこのUltraシリーズであることは間違いない。大画面の有機ELディスプレイとSペンの極上の描き心地に、最新SoCのパワーが加われば、もはや単なるタブレットの枠を超えたプロ向けギアへと昇華する。
奇をてらったデザイン刷新を避け、中身の性能向上と完成度の熟成に舵を切った今回のS12シリーズ。正式発表の場で、最新チップがどれほどのポテンシャルを引き出し、プレミアムタブレットの新たな基準を提示してくれるのか。秋の登場が待ち遠しい。
Source:Android Headlines

