サムスンが準備を進める次期エントリースマートフォン「Galaxy A08」の全貌が、認証機関に続きGoogle Play Consoleへの登録によって早くも浮き彫りになった。物価高が続く低価格帯市場において、日常の実用性をどこまで引き上げられるか。その答えがこの1台に詰まっている。
判明したスペックシートによると、型番「SM-A085F」ことGalaxy A08は、心臓部にMediaTek製の「Helio G99」を採用。前モデルGalaxy A07からチップセットを据え置く堅実な選択だ。AnTuTuベンチマークで約40万点を叩き出すこの6nmプロセッサーは、SNSやWeb閲覧、動画再生といった普段使いなら今なお不足を感じさせない。

画面解像度は720×1,600ピクセルと控えめだが、注目すべきはメモリとバッテリーの強化だ。
エントリー帯でありながら約8GBのRAMを確保し、アプリの切り替えやマルチタスクでのもたつきを解消しにきた。さらにFCCの認証情報からは、定格容量5,830mAh、公称値にして6,000mAh前後に達するバッテリーの搭載が明らかになっている。省電力なHD+液晶とHelio G99の組み合わせが生み出すスタミナ性能は、競合にとって強烈な脅威となるはずだ。
外観は洗練されたピル型のカメラハウジングを踏襲し、新色としてホワイトが加わる見込み。100ドル前後という手頃な価格帯を維持しつつ、ユーザーが最も恩恵を感じやすい「動作の粘り強さ」と「圧倒的な電池持ち」にリソースを集中させた。Xiaomiなどの中国勢がひしめくローエンド市場に対し、サムスンは基礎体力の底上げで真っ向から勝負を挑む。
先代と同じく、今後5G対応モデルが控えている可能性も高い。認証プロセスの進み具合を見る限り、正式発表の日は目前に迫っている。
Source:TheTechOutlook


