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8月28日の発売を目前に控え、任天堂次世代機の実力を占う試金石として注目を集める『ELDEN RING Tarnished Edition』。新たに公開されたプレイ映像からは確かな最適化の跡が見られるものの、携帯モードでの30fps維持には依然として不安を残す。
ファミ通の先行プレイ映像などを見る限り、テレビ接続時の挙動は初期ビルドから着実に改善された。広大なフィールドへ進入した際の目立ったカクつきは抑えられており、戦闘のレスポンスも良好だ。ただしハイエンド据え置き機のような60fps動作の選択肢はなく、30fps固定が基本ラインとなる。
課題となるのは、CPUとGPUのクロックが制限される携帯モードの挙動だ。通常フィールドの探索はおおむねスムーズにこなす一方、激しいエフェクトが飛び交うボス戦ではフレームレートの低下が確認されている。先行するSteam Deckが度重なるパッチと最適化を経てようやく30fps安定に漕ぎ着けた経緯を思えば、フロム・ソフトウェアの最適化作業は今まさに正念場を迎えている。
もうひとつの壁が、79.99ドルという強気な価格設定と大容量ダウンロードを強いるパッケージ形態だ。他プラットフォームではセール販売やDLC単体展開が進むなか、携帯できるという付加価値だけでこの価格差を正当化できるかは未知数と言わざるを得ない。
オープンワールドの傑作を手のひらで持ち出せる価値は絶大だが、要求されるハードルもまた高い。8月28日のローンチに向け、最終ビルドでどこまで安定したフレームレートを叩き出せるか。次世代Switchのゲーム体験を占う意味でも、その真価が問われることになる。


