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約1年間にわたる沈黙を破り、ついにその全貌が明らかになった。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が放つ、デスクトップゲーミング用ワイヤレススピーカー「PULSE Elevate」。11月12日の発売に向け、9月1日午前10時より全国の取扱店で予約受付が一斉にスタートする。
価格は37,980円。決して手頃な価格設定ではない。しかし、その内部に秘められたスペックを紐解くと、極めて戦略的なプロダクトであることが見えてくる。
最大のトピックは、スタジオクオリティを謳う平面磁気ドライバーの搭載。そこに内蔵ウーファーが加わることで、PS5のコア機能である「Tempest 3D AudioTech」のポテンシャルを、ヘッドセットなしで引き出そうという野心的な試みだ。ゲーム開発者が意図した細かな環境音を、デスクトップの空間に緻密に描き出す。

接続面の死角もない。独自の低遅延技術PlayStation LinkとBluetoothのデュアル接続をサポート。PS5や次期モデルのPS5 Proはもちろん、PCやMac、PlayStation Portalやスマートフォンまで、あらゆるデバイス間をシームレスに行き来できる。
AIノイズ除去機能を備えたマイクを内蔵し、手軽な充電ドックも付属。スピーカー本体を正面に向けるだけでなく、後方に傾斜させて設置できる点に、プレイヤーの視聴環境に合わせたユーザビリティへの執念すら感じる。
カラーバリエーションはミッドナイトブラックとホワイトの2色展開。
興味深いのはその販売戦略だ。ブラックは全世界で広く展開される一方、欧米を中心とした一部地域においてホワイトモデルは直販サイト限定の扱いとなる。日本国内での流通網にも注視が必要だろう。
懸念点を挙げるとすれば、数時間とされるバッテリー駆動時間の詳細がまだ伏せられていること。そして、過去の周辺機器で起きたような発売延期のリスクがないかという点に尽きる。
現在、ハイエンドのゲーミングオーディオ市場は各社がしのぎを削る激戦区。だが、SIE純正という絶対的なアドバンテージと平面駆動ドライバーがもたらす没入感は、約3.8万円という投資を十分に正当化する説得力を持つ!かもしれない…
Source:PlayStation.com

