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次期MacBook Proが、長年のタブーだった「タッチパネル操作」と「有機EL(OLED)ディスプレイ」をついに解禁する。同時にモバイル最大の弱点だった重量問題にもメスが入り、劇的な軽量化を果たすという観測が浮上した。しかし、その魅力的な進化と引き換えに、価格は我々の想像を絶する水準へと跳ね上がるかもしれない。
Bloombergのマーク・ガーマン氏が最新のニュースレター内で伝えたところによると、次世代のMacBook Proは現行モデルから大幅なスリム化と軽量化を果たすという。
現在、16インチモデルは2.14kg、14インチでも約1.6kgと、日常的に持ち歩くにはずっしりとした重みがある。Appleは内部パーツの小型化と緻密な再配置により、このヘビー級の筐体を劇的に軽くすることに成功した模様だ。具体的な削減グラム数は明かされていないものの、日々の持ち運びの負担は大きく軽減されるに違いない。
ディスプレイ周りの刷新も極めてアグレッシブ。画面サイズは14インチと16インチを維持しつつ、画面上部の無骨なノッチはiPhoneでお馴染みのパンチホール(Dynamic Island)型へと進化する。筐体全体の薄型化に加え、ついに画面への直接タッチ操作がサポートされるというから驚きだ。

すでに次期macOS環境でのテストが進められており、早ければこの10月か11月にもベールを脱ぐ可能性がある。
気がかりなのは、やはり価格の跳ね上がり具合。現在、M5 Proチップを搭載した現行のMacBook Proでさえ、14インチが2,499ユーロ、16インチが2,999ユーロからのスタート。次期モデルはこの価格帯をさらに上回る、容赦のない強気な設定になるのは想像に難くない。
Windows陣営を見渡せば、有機ELとタッチパネルを備えた薄型ハイエンド機はすでにひとつのトレンド。ただ、Appleの真骨頂はハードウェアとOSを極限までチューニングして生み出すシームレスな体験にある。単なるスペック競争ではなく、Macで画面に触れる必然性をどう提示してくるかが最大の焦点になるはず。
ここで注目すべきは、新たにCEOの座に就いたジョン・ターナスが、ハードとソフトのデザインチームを直接牽引しているという事実。名だたるデザイナーたちが去った後の新生Appleにおいて、この次世代機がターナス体制の試金石となるのは間違いない。
圧倒的なポータビリティと、全部盛りの最新テクノロジー。次期MacBook Proは、場所を選ばず活躍するクリエイターにとって待望のメインマシンになるポテンシャルを秘めている。
ただ、際限なく上がり続けるその価格は、本当にこのスペックを必要とする限られたプロフェッショナルしか手の届かない領域へと向かっていることは間違いなさそうだ…
Source:Bloomberg

