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スマートフォンの背面を自由に着せ替える電子ペーパー内蔵ケースが、ついに実用レベルへと到達した。周辺機器大手のUgreenが中国市場で投入した「Magic E Ink」ケースは、業界初となる6色表示パネルを採用しながら、約41ドル(約6,000円)という手頃な価格を実現している
対応機種は最新のiPhone 18 Proおよび17 Proシリーズ。背面に備わる3.7インチの電子ペーパーは、先行するサードパーティ製品が採用してきた4色表示から一歩進み、6色表示へと進化を遂げた。色の階調表現が引き上げられたことで、好みの写真やグラフィックを表示した際の粗さが抑えられ、繊細な陰影まで描き出す。ケース下部にパネルを収め、透明素材と組み合わせることで、端末本来のデザインと調和させた点も見逃せない。

給電にはパッシブNFC技術を採用。画像の書き換え時のみ端末側から微弱な電力を受け取る仕組みのため、常時表示に伴うバッテリー消費は実質ゼロだ。お気に入りのビジュアルを一日中背面に浮かび上がらせても、スマートフォンの駆動時間に影響を与えない。
これまで同種のケースが抱えていた最大の泣き所は、交通系ICやID決済などのタッチ決済時に、ケース側の通信と干渉を起こしやすい点にあった。Ugreenはこの問題に対し、ケース側のNFCアンテナを遮断する専用ボタンを配置。物理的に通信を切り替えることで、キャッシュレス決済をスムーズに行える設計に仕立てている。ギミック先行に陥りがちなアイテムに、日々の使い勝手を損なわない実用的な解を与えてきた格好だ。
専用アプリによる画像転送も素早く、角の衝撃吸収バンパーやディスプレイのフチ立ち上げなど、保護ケースとしての基本設計も抜かりない。カラーはブラック、バーガンディレッド、ホワイトの3色展開で、中国での定価は279人民元。AliExpressなどの越境ECでも流通が始まっている。
一部の好事家向けのニッチなガジェットを、洗練されたデイリーユースの製品へと引き上げたUgreenの手腕は鮮やかだ。
Source:Ugreen


