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米国で「幻」と化したサムスンの3つ折りスマートフォン、Galaxy Z TriFoldが市場に戻ってくる。1月30日の初回販売ではわずか30分未満で完売、その入手困難さが話題を呼んでいた。この超ハイエンド端末の販売再開が2月20日に決定した。単なる在庫補充ではなく、サムスンが仕掛けるプレミアム戦略の一端が垣間見える動きだ。
米国時間の2月20日午前7時(東部標準時)、再び購入ボタンが押せるようになる。ただし、今回も争奪戦は避けられない。サムスンは具体的な在庫数を明かしていないものの、前回同様に極めて少数の供給にとどまると見られているからだ。

価格は2,899ドル。日本円にして約43万円を超える強気な設定である。この価格帯でありながら即完売という事実は、市場が「従来の折りたたみ」以上の新しい体験を渇望している証拠だろう。スペック面ではSnapdragon 8 Elite for Galaxyチップセット、16GBのRAM、512GBのストレージを搭載。心臓部は現行のGalaxy Z Fold7と共通項が多いものの、最大の違いはそのディスプレイサイズにある。
Z Fold7を大きく凌駕する画面領域は、もはやタブレットを持ち歩く感覚に近い。既存の「2つ折り」では満足できない層や、最新技術を誰よりも早く手にしたいアーリーアダプターの所有欲を、この3つ折り構造が強烈に刺激している。
サムスンにとって、このデバイスは単に台数を稼ぐためのモデルではない。技術力を誇示し、ブランド価値を底上げするための「象徴」としての役割が強い。あえて供給を絞ることで希少性を高め、話題を持続させる狙いも透けて見える。
Source:Samsung

