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折りたたみスマホ市場の勢力図が、来月にも塗り替えられるかもしれない。Oppoの次期フラッグシップ「Find N6」のベンチマークスコアが流出、その数値は業界の絶対王者であるSamsungはおろか、GoogleやHonorの次世代機すらも置き去りにする「異常値」を記録している。単なるマイナーチェンジではない、正真正銘のモンスターマシンの登場だ。
Geekbenchに突如として現れたこのデバイス、特筆すべきはその圧倒的な処理能力にある。計測されたスコアは、Samsungの次期主力機と目される「Galaxy Z Fold7」に対し、シングルコア性能で約30%もの大差をつけた。モバイルプロセッサの進化において、同世代機でこれほどの性能差が開くことは極めて稀だ。
さらに、GPU性能を測るOpenCLベンチマークにおいても、競合の「Honor Magic V5」を大きく引き離している。搭載されるチップセットは「Snapdragon 8 Elite Gen 5」とされており、CPUコア数こそ他機種より少なく表示されているものの、それが最適化の結果なのか、あるいは測定誤差なのかは現時点では不明ながら、結果として出力されるパフォーマンスが全てを物語る。
ハードウェア構成も手加減がない。確認されたメモリは16GB。過去の傾向から鑑みるに、より安価な12GBモデルも用意されるはずだが、プロユースに耐えうるスペックを標準で満たしてきている点は評価に値する。
「Pixel 10 Pro Fold」を含めたライバルたちが霞むほどの数値を叩き出したこの端末は、グローバル市場においては「OnePlus Open」の後継機として展開される可能性が高い。
世界同時発売は来月と噂されており、欧州や南アジアでの展開が有力視されている。これまで「折りたたみといえばGalaxy」という常識が支配していた市場だが、このベンチマークが実機での体験に直結するならば、ユーザーの選択肢は一変する。ハードウェアの進化が停滞気味な昨今、Oppoが投じるこの一石は、あまりにも重い。

