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Appleが開発を進めている初の折りたたみiPhoneは、単なる大画面デバイスではなく、iPhone 13 mini以来の「究極のコンパクト機」という側面を持ち合わせています。
流出した最新のダミーモデルから判明したのは、現代の巨大化したスマートフォン市場に一石を投じる、驚異的なポータビリティとiPad級の作業性を両立させるApple独自の回答です。




リークされたCADモデルに基づくサイズは、折りたたみ時で120.6×83.8×9.6mm。最大の特徴はその「短さ」にあります。かつてのiPhone 13 miniの全長131.5mmを大きく下回り、片手の中に完全に収まるサイズ感を実現しています。一方で厚みは9.6mmと極めて薄く抑えられており、ポケットに入れても違和感のない設計です。
外側には5.3インチ、展開時には7.8インチのディスプレイが現れます。このアスペクト比はSamsungのGalaxy Z Foldシリーズのような縦長ではなく、Huawei Pura Xに近い、横幅を確保した「パスポート型」に近い形状です。これにより、折りたたみ状態でも通常のスマートフォンに近い操作感を維持しつつ、開けば小型タブレットとしての視認性を確保しています。
スペック面では、最新の2nmプロセスを採用したA20 Proチップと12GBのRAMを搭載する見込みです。背面には4800万画素のデュアルカメラ、各画面に1800万画素のカメラを備える重武装。
生体認証にFace IDではなく電源ボタン一体型のTouch IDを採用したのは、折りたたみ構造における内部スペースの制約と、開閉を問わない迅速なロック解除を優先した結果と推察されます。
これまで折りたたみスマホは「開けば大きい」という点ばかりが強調されてきましたが、Appleの狙いは「閉じれば極小」という、miniシリーズが担っていたポジションの再定義にあります。大画面を求める層だけでなく、機動力を重視してminiを愛用していたユーザー層をも取り込む、極めて合理的な戦略です。
2026年9月の登場が有力視されるiPhone Foldは、停滞するスマートフォン市場において「携帯性」の意味を再び定義する製品になります。30万円近い高価格化は避けられませんけどね…
Source:Digital Chat Station Weibo

