スマホのバッテリー残量が20%を切った瞬間、全身の血の気が引くような感覚に襲われるのは私だけではないはずだ。現代人にとって、充電器のない外出は酸素ボンベなしで深海に潜るようなもの。
そんな私たちの「生存本能」に火をつける驚愕のニュースが飛び込んできた。
結論から言おう。OnePlus 16は、もはやスマートフォンではない。それは「電話ができる巨大なバッテリー」だと言わざるを得ないのだ。
『またか…』と思われた方も多いでしょう。そうです、またバッテリー増量話です。
OnePlus 16 will be equipped with next-generation Glacier Battery with a capacity approaching 9,000mAh pic.twitter.com/kxq1wpSKx7
— OnePlus Club (@OnePlusClub) January 18, 2026
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9000mAhという狂気と次世代Glacierバッテリーの正体

リークされた情報によると、2026年第4四半期に登場予定のOnePlus 16は、なんと9000mAhという異次元の容量を誇る次世代Glacierバッテリーを搭載するという。
前モデルのOnePlus 15が7300mAhで「異様」だと思っていたが、そこからさらに大幅なジャンプアップを遂げることになる。
この「Glacier(氷河)」という名称には、単なる容量アップ以上の意図を感じる。おそらく、高密度化と熱制御を極限まで高めたシリコンカーボン技術の完成形なのだろう。
前モデルとの比較を以下の表にまとめた。
| 項目 | OnePlus 15(現行) | OnePlus 16(リーク) |
| バッテリー容量 | 7300mAh | 約9000mAh |
| ディスプレイ | 最大165Hz | 200Hz |
| メインカメラ | 50MP〜 | 200MP |
| 充電速度(有線) | 120W | 同等以上 |
| 発売時期 | 2025年 Q4 | 2026年 Q4予定 |
この数字を見て、溜息が出たのは私だけだろうか。OnePlus 15ですらアイドル状態で66時間以上持続したというのに、9000mAhなら「1週間充電しなくていい」世界が現実味を帯びてくる。
200Hzディスプレイと200MPカメラという過剰スペックの罠

バッテリーの巨大化に隠れがちだが、ディスプレイとカメラの進化も凄まじい。200Hzのリフレッシュレートに200MP(2億画素)のカメラ。正直に言おう。これ、本当に必要なのか?
かつてのシステム開発者としての本能が「そんなにリフレッシュレートを上げたら電池を食い潰すだけだ」と警鐘を鳴らしている。しかし、ここにOnePlusの巧妙な戦略が見え隠れする。
つまり、9000mAhという暴力的なまでのバッテリー容量があるからこそ、他のメーカーが怖くて手を出せなかった「電力バカ食い機能」をフルスロットルで回せるのだ。
ヌルヌル動く200Hzの画面を、残量を気にせず1日中眺めていられる。この「過剰さ」こそが、フラッグシップの証なのだろう。
なぜ今メーカーはバッテリー容量競争に走るのか

かつてのスマホ市場は、カメラの画素数やCPUのベンチマークスコアを競い合っていた。しかし、今やカメラは構造的限界に達し、SNSにアップする程度の用途では画質の違いなど「間違い探し」の領域だ 。
そこでメーカーが目をつけたのが、全ユーザーが共通して抱える不満、すなわち「電池持ち」だ。
- カメラ性能の頭打ちによる差別化の困難さ
- モバイルゲーミング市場の拡大による消費電力の増大
- 急速充電技術の普及による、大容量化への心理的障壁の低下
すでにHonorが「Honor Win」で10000mAhを搭載している現状を見れば、OnePlusが9000mAhへ舵を切るのは必然の流れだ。もはやスマホは「薄く、軽く」ではなく「重くてもいいから死なない板」へと先祖返りしようとしている。
2026年の私たちは何を選ぶべきか

もしあなたが、今使っているスマホの電池持ちに絶望しているのなら、OnePlus 16の登場を待つのも一つの手だ。しかし、発売は2026年の年末。まだ1年以上先の話だ。
個人的な提案としては、まず自分の生活スタイルを冷静に見つめ直してほしい。
- モバイルバッテリーを持ち歩くのが苦痛で仕方ない人
- 原神などのヘビーなゲームを長時間プレイする人
- 災害時、スマホが生命線になると強く感じている人
これらに当てはまるなら、OnePlusの掲げる大容量化の波に乗る価値は十分にある。一方で、iPhoneやPixelといった安定したエコシステムに浸かっている人にとって、この「怪獣スペック」は使いこなせない余剰戦力になる可能性も高い。

