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次世代機への移行を加速させるのは、フラッグシップ機ではなく「廉価版」の存在かもしれません。2025年6月の発売から半年以上が経過したNintendo Switch 2ですが、早くもその「Lite」モデル投入の噂が現実味を帯びてきました。
元任天堂のマーケティング担当者が明かした分析は、任天堂が狙う次なる一手、つまり圧倒的な普及層へのリーチを明確に示唆しています。
根拠の一つは、ニンテンドーアカウントのポータルサイトで発見された「OSM」という謎のプロダクトコードです。これが「Ounce Small Model」の略称ではないかとの見方が強まっており、ファンの間では既にスペック予想が白熱しています。
元社員のキット氏とクリスタ氏によれば、予想されるLite版の価格は350ドル。初代Switch Liteの199ドルと比べれば高く感じますが、世界的なメモリ高騰やAIブームによる部品争奪戦を考えれば、これが現代の「エントリーモデル」の限界ラインでしょう。
標準モデルが449ドル、あるいは今後の値上げで499ドルに達する可能性を考えれば、100ドル以上の価格差は強力な武器になります。
この新型Liteは、コスト削減のためにテレビ出力用のドックを排除し、コントローラーも本体一体型になると予想されています。画面サイズの小型化による携帯性の向上は、今の巨大化しつつある携帯ゲーム機市場において、明確な差別化要素となるはず。
任天堂はかつて「システムファミリー」として複数の価格帯を用意することで、子供から大人まで全層を網羅してきました。今回もその勝利の方程式を、これまでより早いサイクルで持ち込もうとしています。
2月に開催される可能性が高いNintendo Directが、全ての答えを握る舞台となるでしょう。来年度末にあたる3月下旬までの発売を目指すのであれば、発表のタイミングとしては今がベスト。かつてのLiteが発売から2年半を要したのに対し、今回は「最初から選べる選択肢」として、異例のスピードで市場に投入される気配が濃厚です。
注意:ちなみに350ドルは、現状でのドル圏内でのお話なので、日本市場での価格についてはかなり変動すると思われます。

