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圧倒的なコストパフォーマンスで市場を席巻したAnkerのワイヤレスヘッドホン「Soundcore Space One」。その後継機となる「Space 2」が、大幅なスペックアップを果たして間もなく登場する。
ただし、手放しで喜べるニュースばかりではない。バッテリー駆動時間の劇的な向上や最新規格への対応と引き換えに、価格は前モデルから30ドル引き上げられ、129.99ドルとなる見込みだ。100ドルの壁を越えた今、Ankerの価格優位性は新たな局面に突入した。
実績あるリーカー「AnkerInsider」のX(旧Twitter)への投稿により、型番「D1402」ことSoundcore Space 2の詳細な全貌が明らかになった。
最大の目玉は、その驚異的なスタミナ。ANC(アクティブノイズキャンセリング)オンで50時間、オフなら70時間という圧倒的な再生時間を誇る。前モデルの40時間/55時間から大幅に底上げされた。5分間の充電で4時間駆動する急速充電機構も健在。重量は264gとわずか5gの増加に留めており、大容量バッテリー搭載によるトレードオフを最小限に抑え込んでいる。
音質面では40mmの二層振動板ドライバーを継承しつつ、ハイレゾ級のLDACコーデックをサポート。3基のマイクと4段階の低周波ANCによる静寂性の向上も見逃せない。さらに、Bluetooth 6.1へのいち早い対応や装着検出機能の追加など、ハイエンド機に迫る機能群を惜しげもなく投入してきた。
判明している詳細なスペックは以下の通り。
| 項目 | Soundcore Space 2 仕様 |
| モデル番号 | D1402 |
| ドライバー | 40mm 二層振動板 |
| マイク | 3基 |
| ANC | 4段階低周波ノイズキャンセリング |
| コーデック | LDAC対応 |
| センサー | 装着検出機能 |
| 駆動時間(ANCオン) | 50時間 |
| 駆動時間(ANCオフ) | 70時間(音量50%時) |
| 急速充電 | 5分充電で4時間再生(3.75W USB-C) |
| 通信規格 | Bluetooth 6.1 |
| マルチポイント | 対応(2台接続) |
| 重量 | 264g |
米国での発売日は4月21日。カラーはジェットブラック、リネンホワイト、シーフォームグリーンの3色が用意される。
ここで焦点となるのが、129.99ドルという強気の価格設定だ。Space Oneの99.99ドルから実に30ドルの値上げとなる。
昨今の部材高騰の影響もあるが、これにはAnkerの戦略の明確な変化が表れている。「安価な代替品」という立ち位置からの完全な脱却。ソニーやゼンハイザーの主戦場であるミドルクラス市場へ、真っ向から勝負を挑む姿勢が鮮明になった。充実したスペックを見れば、129.99ドルでも十分に競争力は高い。
BREAKING: Soundcore is preparing to launch new high-end over-ear and in-ear headphones!
— AnkerInsider (@AnkerInsider) March 14, 2026
Space 2
• Model D1402
• 40 mm double-layer diaphragm drivers
• 3 microphones
• 4-stage low-frequency noise cancelling
• LDAC
• Wearing detection
• 50 hours of playtime on a single… pic.twitter.com/LweSXPXtf0

