Googleフォトが、いよいよ「写真の病院」になろうとしています。
これまでも、Googleフォトは「魔法の消しゴム」で写り込んだ不要なモノを消し去ったり、背景を大胆に差し替えたりと、AI編集の最前線を走ってきました。しかし、今回の新機能「Touch Up」は、その進化の方向性が、いよいよ個人の「顔」という最もデリケートな領域に、深く踏み込んできたことを示しています。
「被写体の見た目を改善する整形外科医になれる機能」
この表現は、Touch Upが単なる明るさ調整や肌補正の域を超え、唇、眉毛、鼻といったパーツの印象そのものを、スライダー一本でコントロールできるようになったことを意味します。
この究極の「盛れる」機能は、私たちに最高の便利さをもたらす一方で、私たち自身に「どこまでが許される加工なのか?」という、非常に倫理的な問いを投げかけています。
Source:PhoneArena
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写真が「整形外科」に?Touch Upの驚異的な機能
「Touch Up」は、従来の自動補正とは一線を画す、細部にこだわったレタッチ機能を提供します。リーク情報によると、Googleフォトエディタの「アクション」タブからアクセス可能になり、以下の6つの詳細オプションで顔の印象をカスタマイズできます。
- スムーズ(肌質や輪郭の微調整)
- 目の下(クマやくすみの解消)
- アイリス(虹彩:瞳の色や輝き)
- 歯(ホワイトニング)
- 眉毛(形や濃さの微調整)
- 唇(色味やボリュームの調整)
驚くべきは、これらの修正すべてに「スライダー」が付いていることです。つまり、AIが勝手に「最適解」を決めるのではなく、ユーザー自身が「わずかに良くしたい」「別人レベルにしたい」といった、修正の強度をミリ単位で調整できるのです。
もはや、写真編集ソフトの専門知識は不要です。私たちは皆、AIの力を借りて、一瞬でプロのレタッチャーになれる時代に突入したと言えるでしょう。

グループ写真の悩みをAIが解決:最大6人までの個別補正
このTouch Upの真価は、集合写真やグループ写真で発揮されます。
従来の編集機能の最大の弱点は、集合写真で一人の顔を補正すると、他の人も巻き添えになってしまうことでした。しかし、Touch Upは賢明です。アプリは写真内の顔を個別に検出し、最大6人まで、それぞれに異なる補正を適用できます。
ある友人は徹夜明けで「目の下」だけを直したいかもしれません。別の友人は「歯」を白くしたいかもしれません。この機能を使えば、全体にフィルターをかけることなく、被写体一人ひとりの「最高の自分」を実現できます。
「全員のニーズを個別に満たす」という、人間には手間のかかる作業をAIが肩代わりしてくれる。これは、写真を通じての人間関係の悩みを解決してくれる、まさに革新的なアプローチです。
ただし、7人以上が写っている場合は、誰か6人を選択して修正するオプションはないとのこと。このあたりに、まだAIの計算限界が残されているようです。

