PS6ポータル「Canis」の噂!?それに付随したPS5画質低下の真相とは?

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最近、ゲーム業界の噂話界隈がにわかに騒がしくなっているのをご存じでしょうか。

「PS5 Proが出たばかりでもう次?」

と思うかもしれませんが、今回の話題はちょっと毛色が違います。

なんと、ソニーが「PS6世代の携帯ゲーム機」を見据えて、今のPS5ゲーム開発に”ある注文”をつけているというのです。

情報の出所は、テック系のリークで知られるYouTubeチャンネル「Moore’s Law Is Dead」。彼らの主張が本当なら、私たちが今遊んでいるPS5のゲーム体験、特に画質に微妙な変化が訪れるかもしれません。しかもそれは、単なるスペック不足ではなく、意図的な「準備運動」だというのです。

「ムーアの法則は死んだ」とソニーが判断したとされる今、水面下で進むプロジェクト「Canis」と、それに巻き込まれる開発者たちの苦悩、そして私たちゲーマーが迎える未来について、深掘りしていきます。

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PS5の省電力モードは「トロイの木馬」なのか?

最近のPS5のアップデートで「省電力モード」がやたらと強調されていることに気づいた人はいますか? 電気代高騰への対策かな、と好意的に受け取っていたのですが、どうやら裏にはもっと戦略的な意図が隠されているようです。

流出したとされるメールによると、ソニーはこの省電力設定を単なるオプションではなく、次世代携帯機向けの「開発環境のテストベッド」として扱っているフシがあります。

つまり、電力制限がある携帯機でも快適に動くように、今のうちからPS5のハイパワーに頼らないゲーム作りを練習させられている、とも言えるわけです。リーカーはこの動きを「トロイの木馬」と表現しました。正直この呼び方はどうかと…

私たちのリビングにあるPS5が、知らぬ間に次世代携帯機のための実験場になっているとしたら、なんだか少し複雑な気分になりますよね。

60fps死守の裏側…解像度を犠牲にする「タイパ」重視の時代

では、具体的にゲームはどう変わるのでしょうか。

ここでキーワードになるのが「解像度よりフレームレート」という考え方です。今のトレンド、特にZ世代を中心としたゲーマーは、圧倒的な4K画質よりも、ヌルヌル動く「快適さ」や「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視する傾向にあります。

ソニーは開発者に対し、60fpsを下回るくらいなら解像度を下げろ、と推奨しているようです。携帯機の小さな画面なら、ネイティブ4Kである必要はありません。1080p程度でも、最近の優秀なアップスケーリング技術を使えば十分に綺麗に見えるからです。

逆に、携帯機で30fpsのカクカクした映像を見せられると、没入感は一気に削がれます。Nintendo Switch 2(仮)も1080pでの動作が噂されていますが、ソニーも「携帯機=画質はそこそこでいいから滑らかに」という方向へ舵を切っているのです。

ただ、ここで一つの懸念が生まれます。「じゃあ、家の大きな4Kテレビで遊ぶときはどうなるの?」という点です。携帯機に合わせて最適化された結果、据え置きプレイ時の解像度まで道連れに低くなってしまうなら、それは私たちにとって本末転倒な話になりかねません。

開発現場の悲鳴と「Canis」のスペック

コードネーム「Canis」と呼ばれるこのPS6携帯機。リーク情報によれば、かなり野心的なスペックを持っています。

  • 高性能なZen 6コアを4基搭載
  • OS制御専用の低消費電力Zen 6コアを2基搭載

この構成は、携帯機としては破格ですが、それでも電力の壁は厚い。そこでソニーは「Razor」と呼ばれるユーティリティソフトを使って、開発者にCPUのボトルネックを徹底的に解消するよう求めています。

開発者からすれば、「PS5のパワーでゴリ押しさせてくれよ」と言いたくなるところでしょう。

実際に、ソニーからの要求に苛立ちを募らせているスタジオもあるとか。開発工数が増えれば、それだけゲームの発売が遅れたり、最悪の場合、体力のないスタジオが淘汰されたりするリスクもあります。

「PS6携帯機が出る頃には、いくつかのスタジオはなくなっているかもしれない」という指摘は、笑えないジョークとして業界に響いています。

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