スマートフォンの「賢さ」が、また一つ上のステージへ。OnePlusユーザーにとって、そんな未来を予感させる大きなニュースが飛び込んできました。
Android 16をベースとする最新のカスタムOS「OxygenOS 16」が、来る2025年10月16日に正式発表されることが決定したのです。これは、次期フラッグシップモデル「OnePlus 15」の登場を目前に控えた、まさに絶好のタイミング。
今回のアップデートは、単なるデザインの変更や機能追加ではありません。Googleの最先端AI「Gemini」との深い統合により、私たちのスマートフォン体験が根底から変わる可能性を秘めています。


主役はスマホ本体よりOS?OnePlus 15に先駆けて訪れる「未来」
通常、新しいOSは最新のフラッグシップモデルと共にお披露目されるのが通例です。しかし今回、OnePlusは少し違ったアプローチを取ります。
最新のSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載すると噂される「OnePlus 15」の中国での発売が10月27日と囁かれる中、その心臓部となるべき「OxygenOS 16」は、それより前の10月16日に全世界へ向けてその全貌を現します。
これは、OnePlusがハードウェアの性能だけでなく、ソフトウェアによる「体験の進化」に絶対的な自信を持っていることの表れと言えるでしょう。私たちは、新しいデバイスを手に取る前に、まずOSがもたらす未来を垣間見ることになるのです。

OxygenOS 16はGemini AIとの融合する
今回のアップデートで最大の注目点は、間違いなくGoogleの生成AI「Gemini」との深いレベルでの統合です。
これにより、OnePlusスマートフォンは、ユーザーの指示を待つだけのツールから、意図を先読みして手助けしてくれる「賢いアシスタント」あるいは「有能な秘書」へと進化を遂げます。
その具体的な一例として、OnePlusが独自に開発したAI搭載アプリ「Mind Space」との連携が予告されています。例えば、ユーザーがMind Spaceに「週末、友人とキャンプ」と入力するだけで、Geminiがその情報を理解。候補地の提案、持ち物リストの作成、当日のスケジュール管理まで、シームレスにサポートしてくれるようになるかもしれません。
もちろん、AIの活躍の場はこれだけにとどまらないはずです。カメラアプリでの最適な撮影設定の自動提案、ギャラリーアプリでの写真の自動整理や編集、あるいは日々のコミュニケーションをより豊かにする文章作成のアシストなど、OSのあらゆる場面でGeminiの知性が光ることになるでしょう。

あなたのスマホは対象?気になるアップデート対応機種
これほど魅力的なアップデートとなると、ご自身のデバイスが対象になるのかが一番気になるところですよね。
OnePlusはまだ公式な対象機種の全リストを発表していませんが、同社のこれまでのアップデートポリシーから、以下のモデルが含まれることはほぼ確実視されています。
- OnePlus 13 シリーズ
- OnePlus 12 シリーズ
- OnePlus 11 シリーズ
つまり、近年のフラッグシップモデルは、優先的にAndroid 16およびOxygenOS 16へのアップデートが提供される見込みです。
また、コストパフォーマンスに優れた一部のNordシリーズも対象になるとのこと。どのモデルまでが含まれるのか、10月16日の公式発表で詳細が明らかになるのを待ちましょう。

