ブルームバーグのジャーナリスト、マーク・ガーマン氏によると、アップルは今回販売されるiPhone 15シリーズにおいて、ライトニングポートを廃止し、多くのアクセサリをUSB-Cポートに刷新する計画を進めていると報じられています。
この移行は比較的迅速に行われ、アップルは来年までにAirPodsやMacのアクセサリを含む全ての製品ラインをUSB-Cに移行する検討をしているとのことです。
アクセサリーもUSB-Cに対応
アップルは、最初のデバイスとしてMagSafe Duoと既存のMagSafeバッテリーパックをUSB-Cポートに対応させる予定です。これらの新しいアクセサリは、今週開催されるAppleのイベント「Wonderlust」で発表される可能性があります。
また、USB-Cポートを備えたApple Watch磁気ドックの復活も予想されています。それに伴いアップルはケーブルやアクセサリの大量刷新を行う予定です。
MagSafeバッテリーの新コンセプト
アップルは新しいMagSafe外部バッテリーの開発も進めており、複数のデバイスを同時にワイヤレス充電できる新しいコンセプトを採用しています。
このバッテリーは、複数のバッテリーパックを積み重ねて「デイジーチェーン」接続し、例えば両側に2つのiPhoneを置くことで同時に充電することが可能です。さらに、USB-Cポートも搭載されています。
MagSafe対応アクセサリーとして、初期から登場していたAppleの「MagSafeバッテリーパック」は、当時から高額で多くの方はサードパーティー製に流れてしまった訳ですけど、新型のMagSafeバッテリーも同じような価格・・・いや、さらに高額になると思われるので、今回も同じような事になりそうな予感がします。
商品が発表されるやいなや、速攻でAnkerやCIO辺りが、同じような性能+αのモバイルバッテリーを発売してきそうです。
AirPodsの移行と新製品の予定
AirPods Proの新モデル?は、USB-C充電ケース搭載で13日のイベントで発表予定される予定です。一方、AirPodsやAirPods Maxは2024年以降にUSB-C対応予定という情報が出ています。
って、AirPods MaxはUSB-C端子対応だけではなく、スペックをリニューアルしたものを早く出してほしいものです・・・。
ちなみに、AirPodsに関しては、USB-Cポートへの移行によるネーミングの変更は行われない見込みです。(名前そのままで、突然ケースだけUSB-Cに変わるってことかな?)ってことで、こちらの2024年末まで待つ必要があります。
まとめ
アップルはiPhone 15シリーズの発売に伴い、ライトニングポートを廃止し、USB-Cポートに刷新する計画を進めています。
これにはMagSafe DuoやMagSafeバッテリーパックなどのアクセサリも含まれます。さらに、新しいMagSafe外部バッテリーが開発中であり、複数のデバイスを同時に充電できる新しいコンセプトが導入される予定です。
AirPodsやMacのアクセサリもUSB-Cへの移行が検討されています。