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プレイステーション6(PS6)の姿がおぼろげながら見えてきた。次世代機に搭載されるメモリ容量が、現行機を大きく突き放す「30GB」に達するというリーク情報が駆け巡っている。
もしこれが事実なら、ゲーム体験の劇的な進化が約束される一方、我々ユーザーは「本体価格の高騰」という厳しい現実を突きつけられることになる。
情報の出処は、過去にもハードウェア関連で確度の高いリーク実績を持つKepler L2氏だ。彼が示したスペックは具体的かつ野心的なものだった。PS6はGDDR7規格のメモリを30GB搭載するという。現行のPS5が16GB(GDDR6)であることを踏まえれば、ほぼ倍増に近い強化となる。
技術的な構成も興味深い。3GBのメモリモジュールを10枚配置し、160ビットバスで駆動、帯域幅は毎秒640GBに達するとされる。単なる容量アップではない。データの転送速度という足回りも徹底的に鍛え上げられる形だ。これにより、ロード時間の短縮はもちろん、より高精細なテクスチャの描画や、複雑な物理演算を伴うオープンワールドの表現力が飛躍的に向上するはずだ。

だが、手放しでは喜べない事情がある。半導体市場、特にメモリ価格の高騰だ。
業界内では「20GBで十分ではないか」という声もある。コストを抑え、普及しやすい価格帯を維持するためだ。実際、30GBへの増量は製造コストを100ドル(約1万5000円)近く押し上げる要因になり得る。それでもKepler L2氏は「20GBでは不十分だ」と断言する。次世代機として7年、8年と戦うハードウェアにおいて、中途半端なスペックは寿命を縮めるだけだという判断だろう。
発売時期は2027年秋、あるいは2028年初頭が有力視されている。ソニーには、発売当初のコスト増を「逆ざや」として被ってでも、圧倒的な性能差を提示する覚悟が問われている。高価なモンスターマシンとなるか、性能を削って価格を抑えるか…。
Source:Kepler L2

