【速報】ソニー純正アケコン「FlexStrike」登場!格ゲー界に激震、Razer/HORIの牙城を崩せるか?

Amazon Audible
https://open.spotify.com/show/5bSGIq7m8OqvmVgf0ghzGX

格闘ゲームコミュニティに、まさに「激震」と呼ぶにふさわしいニュースが舞い込んできた。ソニー・インタラクティブエンタテインメントが、PlayStation 5向けとしては初となる公式ワイヤレスアーケードスティック「FlexStrike」を正式に発表したのだ。

これまで「Project Defiant」というコードネームで噂されていたこのデバイスは、単なる新製品ではない。家庭用ゲーム機の覇者であるソニーが、RazerやHORIといったサードパーティのスペシャリストたちがしのぎを削る、コアでニッチな市場へ自ら殴り込みをかけるという宣言に他ならないからだ。

果たして「FlexStrike」は、eスポーツの最前線で戦うプレイヤーたちの新たな標準装備となり得るのか?あるいは、既存の強豪たちを前に苦戦を強いられるのか?

あわせて読みたい
【リーク考察】iPhone 17 Pro、カメラの常識を覆す?8倍ズームと専用アプリが変える「スマホ撮影」の未来 スマートフォンのカメラは、もはや日常のスナップショットを撮るだけのツールではありません。しかし、「プロの仕事道具」として使うには、まだいくつかの壁があると感...

「FlexStrike」とは何者か? – 純血のサラブレッド、その出自と野望

まず明確にしておきたいのは、「FlexStrike」がソニーにとって全く新しい挑戦であるという事実だ。これまでコントローラー開発において数々の金字塔を打ち立ててきた彼らだが、アーケードスティックという専門分野に足を踏み入れるのはこれが初めて。しかし、だからこそ、そこには既存の常識に囚われない、大胆な発想と革新が詰め込まれている可能性がある。

対応プラットフォームはPlayStation 5とPC。現時点でMacへの言及はないが、これは多くのPCゲーマーにとっても朗報だろう。このデバイスの核心は、ソニーが誇る独自技術「PlayStation Link」にある。

遅延は悪か?ワイヤレスへの疑念を払拭する「PlayStation Link」

競技シーンにおいて、入力遅延は勝敗を分かつ最大の敵だ。「ワイヤレスは遅延が怖い」という考えは、今なお多くのトッププレイヤーたちの間で根強く残っている。その懸念に対し、ソニーは「PlayStation Linkテクノロジー」という答えを用意した。

これは、PULSE Eliteワイヤレスヘッドセットなどでも採用されている超低遅延のワイヤレス接続技術であり、理論上は有線接続と遜色ないレスポンスを実現するという。

もちろん、伝統を重んじるプレイヤーや、トーナメントのレギュレーションを考慮するユーザーのために、USB-Cによる有線接続という選択肢も残されている点は評価すべきだろう。ソニーは、ワイヤレスの利便性と有線の信頼性、その両方をプレイヤーに提供しようとしているのだ。

手に馴染む形状と無限の可能性 – カスタマイズという名の対話

アーケードスティックは、プレイヤーの身体の一部だ。だからこそ、その形状や操作感には究極のこだわりが求められる。FlexStrikeは、人間工学に基づき、長時間のプレイでも疲れにくいよう計算されたという絶妙な角度と、激しい操作でも微動だにしない滑り止め加工のベースを持つ。

しかし、このデバイスの真骨頂は、その驚異的なカスタマイズ性にある。 特筆すべきは、レバーの可動域を決定する「制限リング(ゲート)」を、工具なしで交換可能な点だ。円滑なコマンド入力を可能にする「丸形」、正確な斜め入力をサポートする「四角形」、その両方の利点を併せ持つ「八角形」。

これら3種類のリングが付属し、気分やキャラクター、ゲームタイトルに合わせて瞬時にセッティングを変更できる。さらに、使用しないリングはスティック本体に直接収納できるというスマートさ。これは、遠征の多いプロ選手や、複数のゲームをプレイするユーザーにとって、計り知れないメリットとなるだろう。

メカニカルスイッチを採用したボタンや、PS5ならではの操作を完全に引き継ぐDualSenseタッチパッドの搭載も、ソニー純正だからこその配慮だ。プレイヤーは、ゲームプレイからメニュー操作まで、一切のストレスなくシームレスに移行できる。

PlayStationエコシステムとの完全なる融合 – これが純正の「答え」だ

FlexStrikeが他のアーケードスティックと一線を画す最大の強み、それは「PlayStationエコシステムとの完全な統合」にある。

例えば、1つのPS Link USBアダプターで、FlexStrikeとPULSE Eliteヘッドセット(またはPULSE Exploreイヤホン)を同時に接続できる。これにより、ボイスチャットをしながら、最高の音質と最低の遅延でゲームに没頭するという、これまでにないワイヤレス体験が可能になる。ケーブルの煩わしさから解放されたデスク環境は、プレイヤーの集中力をさらに高めてくれるはずだ。

ローカルでの対戦風景も一変するかもしれない。ソニーは、1つのアダプターで2台のFlexStrikeを同時接続できると明言している。友人宅での対戦会や、小規模なコミュニティイベントで、その手軽さは絶大な効果を発揮するだろう。

さらに、トーナメントシーンで生死を分ける機能として「ロックオンオプション」が搭載されている。これは、PSボタンやクリエイトボタンといった、ゲームプレイに直接関係のないボタンを無効化する機能だ。

試合中の誤操作によるポーズやメニュー表示は、集中を削がれるだけでなく、場合によっては失格にも繋がりかねない。この小さな、しかし決定的に重要な機能は、ソニーが競技シーンを深く理解している証左と言える。

市場への挑戦状 – RazerとHORIが築いた帝国に、ソニーはどう挑むのか

アーケードスティック市場は、長年にわたりRazerとHORIという二大巨頭によって支配されてきた。Razerはeスポーツの最前線で活躍するプロ選手たちからのフィードバックを元にした高性能・高価格帯モデルでブランドを確立。

一方のHORIは、入門者から上級者まで、幅広い層に向けた多様なラインナップと、日本のゲームセンター文化に根差した信頼性で絶大な支持を得ている。

この鉄壁の牙城に、ソニーはどう立ち向かうのか。FlexStrikeの最大の武器は、前述した「PlayStationエコシステムとのネイティブ統合」だ。これは、サードパーティ製品には決して真似のできない、プラットフォームホルダーだけが持つ絶対的なアドバンテージである。

FlexStrikeは、2025年にラスベガスで開催される世界最大級の格闘ゲーム大会「EVO 2025」で初公開され、2026年に発売予定となっている。EVOという最高の舞台でそのベールを脱ぎ、世界中の格闘ゲームファンにその実力を見せつけるという戦略は、ソニーの本気度の高さを物語っている。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアしてくれると励みになります
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
a8mat=3TNOQB+N7XDE+55QO+5ZU29" alt="">
気になる項目をクリックしてね