2026年Metaの次世代ヘッドセットは外部パックで超軽量化！名称は『Quest 4』ではない！？？

VRヘッドセットを被っていて、開始30分で「首が限界」だと感じたことはありませんか。あのフロントヘビーな重量感は、どれだけ没入感が高くても、私たちを現実世界（という名の肩こり）に引き戻す最大の敵でした。

しかし、Metaがその「物理的な壁」を壊そうとしています。

これまで「Quest 4」の噂だとばかり思われていた次期デバイスの情報が、信頼できる筋からリークされました。そこで語られたのは、まさかの「Questブランドの廃止」と、Apple Vision Proを彷彿とさせる「外部パック」の採用。これは単なるモデルチェンジではなく、MetaがVRを「ゲーム機」から「生活の一部」へとシフトさせようとする、大きな賭けかもしれません。

今回は、業界をざわつかせているこの新デバイスの正体について、リーク情報を元にその全貌を解き明かしていきます。

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Higher resolution, eye / face tracking, and much smaller and lighter on your face with a separate puck, $800. And it won’t be called Quest.

That’s the next Meta headset.

Not sure if the base SKU ships with controllers or not. https://t.co/urM4SBqRic

— Nima Zeighami (@NimaZeighami) November 25, 2025

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「重い」はもう古い？外部パック採用で変わるVR体験の常識

私たちがVRヘッドセットに求めていた「進化」は、画質でしょうか、それとも処理速度でしょうか。もちろんそれらも大事ですが、Metaが出した答えはもっと根本的な「着け心地」の改善でした。

外部「パック」へのオフロードが生むメリット

リーク情報によると、Metaの次期ヘッドセットは、従来のオールインワン型とは異なるアプローチを採用するようです。具体的には、バッテリーや処理装置の一部をヘッドセット本体から切り離し、有線で接続する外部「パック」に移すというものです。

これはApple Vision Proが採用しているスタイルに非常に近いです。Quest 3の重量は約515gありますが、この重量の大部分を占めるバッテリーや放熱機構を頭から外すことができれば、装着感は劇的に軽くなります。

「空気のような着け心地」とまではいかないまでも、長時間映画を見たり、仕事をしたりしても首が痛くならない。そんな未来が想像できます。

Quest 3よりも「快適」であることの意味

「ケーブルが一本増えるのは邪魔じゃないか？」という疑問も湧きます。しかし、重力には勝てません。顔面に500gの重りが乗っている状態と、ポケットに重りが入っていて顔面は軽い状態。どちらが「2時間後の疲労度」が少ないかは明白です。

この設計変更は、Metaがこのデバイスを単なる「短時間のゲーム用」ではなく、「長時間着用するコンピューティングデバイス」として位置付けようとしている証拠とも言えます。

「Quest」の名を捨てる？ブランド戦略の転換点

今回、最も驚きだったのは「Questという名称を使用しない」という情報です。VR業界関係者のNima Zeighami氏によると、この新デバイスはQuest 3の後継機（Quest 4）ではないとのこと。

800ドルという価格設定が示唆するもの

予想される販売価格は、コントローラー抜きで約800ドル（約12万円〜）。Quest 3が500ドル前後であることを考えると、明らかに上位のターゲット層を狙っています。

• 高解像度ディスプレイ: Quest 3以上の視覚体験
• 視線・顔トラッキング: アバターの表現力向上やUI操作の革新

これらの機能強化により、価格上昇を正当化しようとしています。特に視線トラッキングは、見ている場所だけを高画質に描画する「フォービエイテッド・レンダリング」を可能にするため、画質向上には不可欠な技術です。

ターゲットはゲーマーから「住人」へ

「Quest」という名前は、どうしても「冒険」「ゲーム」というニュアンスが強くなります。しかし、Metaが目指しているのは、スマホの次に来るプラットフォームです。名前を変えるということは、Apple Vision Proと同じ土俵、つまり「空間コンピュータ」として勝負しようとしている現れでしょう。

なお、本流の「Quest 4」は2026年のさらに翌年に控えているという話もあり、Metaのラインナップは「普及帯のQuest」と「ハイエンドのMetaヘッドセット（仮）」に二極化していく可能性があります。

発売はいつ？2026年を見据えたロードマップ

気になる発売時期ですが、情報は少し錯綜しています。一部では来年（2025年）の発売予定とも報じられていますが、本格的な展開や「Quest 4」との兼ね合いを考えると、2026年に向けての動きが活発化しそうです。

もしあなたが今、VRヘッドセットの購入を迷っているなら、この情報は判断を難しくするかもしれません。

• 安く手軽に遊びたい人: 今すぐQuest 3またはQuest 3Sを買うのが正解。
• 長時間作業や最高画質を求める人: 2026年まで待つか、この新デバイスの続報を待つ価値あり。

特に「コントローラーが別売り（または付属しない）」という可能性も示唆されているため、指の動きで操作するハンドトラッキングがメインになるかもしれません。これは、ゲーム中心のユーザーにとってはマイナス要素になり得るため、自分の用途をしっかり見極める必要があります。