iOS 18では他社のBluetoothおよびWi-Fiアクセサリ接続をAirPodsのようにさせる

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スマートフォンの進化と共に、様々なBluetoothやWi-Fiを使ったアクセサリが登場し、私たちの生活をより便利に変えてきました。次期iOS 18では、このアクセサリ接続がさらに進化することが発表されました。ユーザーはアプリ内から直接アクセサリをペアリングできるようになり、プライバシーも強化される見込みです。この新機能によって、アクセサリ活用がさらに広がることが期待できます。

ペアリング機能の進化

Apple は、iOS 18とiPadOS 18で、アプリがBluetoothやWi-Fiのアクセサリに対してAirPodsのようなペアリング機能を提供できるようにすると発表しました。これまでは、ユーザーがアクセサリをデバイスに接続するには、設定アプリを開いて行う必要がありました。しかし、新しいペアリング機能を実装したアプリでは、ユーザーはアプリ内から直接アクセサリを接続できるようになります。

プライバシー面での改善

Appleは、この新しいペアリング機能によって、アクセサリメーカーがユーザーのローカル ネットワーク上の他のデバイスを認識できなくなるため、プライバシーが強化されると説明しています。ユーザーは安心してアクセサリを利用できるようになるでしょう。

開発者向けの新フレームワーク

開発者は、新しいAccessorySetupKitフレームワークを使用して、AirPods のようなペアリング プロセスをアプリに追加できます。このフレームワークを使うことで、より簡単にアクセサリ接続機能を実装できるようになります。詳細については、WWDC 2024のコーディング ビデオをチェックすることをおすすめします。

リリーススケジュール

iOS 18は現在開発者向けのベータ版で、7月にパブリックベータ版がリリースされる予定です。正式版は9月にリリースされる予定ですが、アクセサリメーカーがこの新しい接続機能をアプリに追加するには時間がかかるでしょう。

まとめ

iOS 18の新機能によって、Bluetooth/Wi-Fiアクセサリとのペアリングがより簡単かつ安全に行えるようになります。ユーザーはアプリ内から直接アクセサリを接続でき、プライバシーも強化されます。開発者向けの新しいフレームワークも提供されるため、アクセサリ連携がさらに進化していくことが期待できます。この新機能によって、スマートデバイス活用がさらに広がることでしょう。

って、これって従来のマルチポイントデバイスのような感じではなく、どのデバイスもApple連携みたいな感じで取れるってことかなと思っていますが、多分そこまででは無いですよね…Appleが自社の優位性を捨てるなんて、そんなことするわけがない!

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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