充電ケーブルも電池も一切必要とせず、25年もの長きにわたり自ら光り続ける。 そんな規格外のチタン製キーホルダー「NoxTi Tri」が、クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を開始し、静かな熱狂を生んでいる。
毎日のようにデバイスのバッテリー残量を気にする現代。 このアナログながら絶対的な信頼感を持つ光源は、日々の装備にこだわるEDC(Everyday Carry)層にとってまさに垂涎の的。 単なるアクセサリーの枠を超え、所有欲を強烈に刺激する実用ギアとしての立ち位置をすでに確立している。
前作の成功を経て登場した新型は、極めて頑丈なチタン製ハウジングを採用。 重量わずか15.8gという軽量性を維持しつつ、最大の特徴であるトリチウム管の搭載数を1本から3本へと大幅に拡張した。


自発光する放射性同位体であるトリチウムは、半減期が約12.3年。 四半世紀が経過してもなお、初期の約4分の1の明るさを保つという驚異的な持久力が最大の武器だ。 今回の3本仕様化により、単純な光量の底上げだけでなく、緑、黄、青、紫、ターコイズ、赤の6色から好みの色を組み合わせるカスタマイズ性を獲得。 最も視認性が高く赤の5倍明るい緑を選んで実用性を極めるもよし、多彩な色で3面すべてを異なる光で彩るもよし。 ユーザーの遊び心に自在に応えてくれる。
過酷な使用を想定した内部構造も抜かりない。 光源はシリコン製クッションとスプリングで厳重に保護され、日常的な落下や衝撃に対する耐性を強化。 市販のトリチウム管との交換や、光を蓄えて発光する蓄光管への換装にも対応し、長期的な運用を見据えた設計思想が光る。
Kickstarterでのローンチ価格は本体が275香港ドル(約35米ドル)、別売りのトリチウム管3本セットが470香港ドル(約59米ドル)。 ブラック仕上げやチタン製カラビナへの変更(各15米ドル追加)といったオプションも用意されている。
本体と光源を合わせるとそれなりの投資にはなるが、25年という途方もない耐用年数を考慮すれば、そのコストパフォーマンスは決して悪くない。
Source:Kickstarter


