片手サイズに最高峰のチップと反射を抑えた有機ELを詰め込む。Oppoが発表した「Pad Mini Matte Display Edition」は、長年iPad miniが一人勝ちを続けてきたプレミアム小型タブレット市場へ、真正面から殴り込みをかける一台だ。発売日は10月22日、まずはインド市場から投入される
最大の強みは、2520×1680ピクセルを誇る8.8インチのマットOLEDディスプレイだ。最大144Hzの高速駆動と2.99mmの極細ベゼルを備えつつ、パネル表面には外光の映り込みを抑えるノングレア処理を施した。屋外の直射日光や室内の照明反射を抑え込むだけでなく、スタイラスペンを走らせた際の「紙に書くような適度な抵抗感」まで手に入れている。
Meet the #OPPOPadMini featuring a stunning 8.8" One-Hand Compact Build, a 2.5K OLED Eye-Comfort Matte Display, and the high-performance Snapdragon 8 Gen 5 Mobile Platform. Mark your calendars-launching on 22nd Oct 2026! #OPPOPadMini #OPPOEncoX4 #CreateinOneFlow https://t.co/VoSuEqIZ4t
— OPPO India (@OPPOIndia) October 14, 2026

SoCにはフラッグシップ向けのSnapdragon 8 Gen 5を搭載する。大画面モデルの「Oppo Pad 5」がミドルクラスのDimensity 7300-Ultraを採用しているのに対し、小さなPad Miniにこそ最上位チップを奢った構成は強烈だ。バッテリーは8,000mAhと筐体サイズなりに収まるものの、処理性能における妥協は微塵も感じられない。
このスペックは、ライバルに対する痛烈なカウンターになる。現行のiPad mini(A17 Pro)は依然として60Hz駆動の液晶パネルにとどまり、反射防止性能もコーティングの域を出ない。144Hzの滑らかさと有機ELならではの締まった黒、そして目に優しいマット仕上げの組み合わせは、読書から手書きメモ、動画視聴まで一段上の体験をもたらす。ゲームに特化した光沢液晶のLenovo Legion Tab(第3世代)とも住み分けができており、普段使いの道具としての完成度は頭ひとつ抜けている。
小型タブレットといえば、性能を削った廉価モデルか、iPad miniの二者択一という時代が長く続いた。Oppoが示したこの尖ったパッケージングは、取り回しの良さと妥協のないスペックを同時に求める層にとって、待望の選択肢になる。インド先行での滑り出しとなるが、計画されているグローバル展開の波が広がれば、小型デバイス市場の勢力図を大きく揺るがす存在になりそうだ。


