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あの「レンガ」が令和のデスクで蘇る。世界初の商用携帯電話、モトローラ「DynaTAC 8000X」を精巧にオマージュしたモバイルバッテリーが海外で登場し、ガジェット界隈の視線を集めている。単なるお遊びのレトロ風ジョークグッズではない。中身はMacBook Proを急速充電できる最新の超高出力モンスターマシン、さらに実用的なトランシーバー機能まで備えるという、実用性とロマンを極限まで融合させた仕上がりだ。
開発したのは、レトロテクノロジーへの愛に溢れた製品を展開するブランド「Trozk」。今回の新作は、20,000mAhという大容量のEVグレードバッテリーを4基内蔵し、最大165W、USB PD 3.1対応という極めて現代的でガチなスペックを誇る。ポート構成はUSB-Cが2口、USB-Aが1口。単ポートで最大100Wの出力が可能なため、ノートPCから最新のハイエンドスマホまで余裕でカバーする。複数ポート使用時でも最適に電力が分配され、デスク上の一括充電ステーションとしても十分に機能する実力派だ。
特筆すべきは、ただの飾りではない上部のアンテナ。これを装着し、下部のバックライト付きボタンを押せば、2台間で本物のトランシーバーとして通信ができる。画面上部のスピーカーと下部のマイクを使い、あの40年前の「耳と口を大きく離して話す」スタイルで会話ができるギミックだ。現代のモバイルバッテリー市場は、アンカーなどの大手による「小型化・大容量化」の競争が完全に飽和し、スペック表の数字だけで選ぶ退屈なカテゴリーになりつつある。その中にあって、この製品は「所有する喜び」と「ガジェットを通じたコミュニケーション」という、かつて秋葉原のジャンク街で味わったようなワクワク感を強烈に突きつけてくる。
価格は通常149ドル、現在はセールで89ドル。同等スペックの無骨なバッテリーを買うのと大差ない金額で、この圧倒的な個性が手に入る。同社は過去にもフロッピーディスク型のMagSafeバッテリーや、実際にメッセージが送れるポケベル型モデルをリリースしており、レトロフューチャー路線の開拓において頭一つ抜けた存在になりつつある。効率性ばかりが重視される令和のデジタルライフにおいて、こうした「無駄と実用の高次元な融合」が、今後の周辺機器市場に新たなトレンドを巻き起こすかもしれない?、、、うん。
Source:Trozk

