エントリークラスの薄型軽量ノートPC市場に、強烈な一撃が放たれた。Acerが発表した「Go Air」の新構成モデルは、最新のIntel Wildcat Lakeプロセッサ「Core 5 320」と120Hz駆動の高リフレッシュレート液晶を搭載しながら、約815ドル(5,499人民元)という戦略的な価格を打ち出している。ターゲットがAppleの「MacBook Neo」であることは明白だ。
心臓部に採用されたCore 5 320は、ベンチマークスコアにおいてMacBook Neoに積まれたA18 Proと同等水準の処理能力を発揮する。12GBのLPDDR5メモリと512GBのSSDを組み合わせ、日常的なマルチタスクから軽めのクリエイティブワークまで淀みなくこなす実力だ。

最大の差別化要因は画面性能にある。14インチのIPS液晶は、アスペクト比16:10(1920×1200)と作業領域を確保した上で、この価格帯では珍しい120Hz駆動を実現した。sRGBカバー率120%の色再現性とDC調光によるチラツキ低減も備え、60Hz止まりのMacBook Neoに対して視覚体験の滑らかさで明確な優位性を主張する。
携帯性にも妥協がない。厚さ12.99mm、重量わずか1.19kgの洗練された金属筐体は、MacBook Neoの1.23kg・厚さ12.7mmと比べても互角以上のスリムさを誇る。180度開くヒンジ機構や顔認証対応のFHDウェブカメラなど、日常的な利用で求められるツボもしっかり押さえた。
実用面で光るのが電源まわりの設計だ。スリムボディに70Whの大容量バッテリーを詰め込み、最大19時間のロング駆動を謳う。Thunderbolt 4を2基とUSB-Aを1基備え、USB-C経由の100W急速充電によりわずか30分でバッテリー容量の半分をチャージできる。
同等仕様のグローバル向けモデル「Swift Air 14」は開始価格699ドルでの展開が予定されており、薄型軽量機の覇権争いは一気に熱を帯びてきた。圧倒的なコストパフォーマンスと隙のないスペックで攻勢をかけるAcerの動きは、MacBookがリードしてきたモバイル市場に大きな波紋を広げるに違いない。
Source:Acer

