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任天堂の次世代機、いわゆる「Switch 2」で『モンスターハンター ワイルズ』がプレイできる日は近い。
最新のデータマイニングにより、カプコンが次世代機への移植を水面下で進めている痕跡が次々と明るみに出た。一度は削除されたはずのデータから見えてきたのは、携帯機に最適化された新しい狩猟の形だ。
発端は昨年12月下旬。「NSW2 アップグレード版」という直接的なコードが発見され、海外フォーラムを中心に大きな騒ぎに。カプコンは直近のビルドでこのコードをひっそりと削除し、痕跡を消し去ったかに見えた。
だが、彼らは決定的な証拠を残していた。4台の携帯型ゲーム機が並ぶ「ローカル通信チュートリアル画像」。
これが意味するものは大きい。単なる移植にとどまらず、ホストがゲームを購入していれば最大3人のプレイヤーとローカルマルチプレイができる「GameShare機能」の搭載を強く匂わせている。手軽に持ち寄り、顔を突き合わせて遊ぶ。かつて日本中で社会現象を巻き起こした熱狂の再来を狙うカプコンの思惑が透けて見える。

すでにカプコンの次世代機への布陣は強固。2月27日発売予定の『バイオハザード レクイエム』を皮切りに、『モンスターハンターストーリーズ3』や『プラグマタ』のリリースが矢継ぎ早に控える。辻本社長が次世代プラットフォームの普及に期待を寄せるのも、国内市場における爆発的な牽引力が不可欠だからに他ならない。
ここで立ちはだかるのが、パフォーマンスという巨大な壁。
圧倒的なグラフィックを誇る本作は、PCベースのSteam Deckですら発売当初は安定動作に苦戦を強いられた。純粋なハードウェア性能で劣る携帯機への移植は、本来なら極めて困難なミッション。
その壁を打ち破る切り札が、NVIDIAの超解像技術「DLSS」。
以前の解析でも、NVIDIAによるアップスケーリングの痕跡が発見されている。DLSSを駆使すれば、内部のレンダリング負荷を大幅に下げつつ、鮮明な画質を維持するアプローチが可能に。ドックモードでの「1080p・30fps」という現実的なターゲットラインが見えてくる。『サイバーパンク2077』のような重量級の移植すら視野に入るポテンシャルを、次世代機は秘めている。
ハードウェアの正式発表が待たれる中、残されたピースは着実に埋まりつつある。
携帯機でどこまでシームレスな狩猟体験を描き出せるのか。最新の表現力と手軽なローカル通信を両立させた時、ゲーム市場の勢力図は再び大きく塗り替えられる。
Source:Reddit

