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Xiaomiの次期フラッグシップ「Xiaomi 17」のグローバル発表が秒読み段階に入った。リークされた公式資料らしき画像からは、前モデル比で着実な進化が見て取れる。
しかし、日本のユーザーを含む海外市場向けモデルは、中国本土版に比べてバッテリー容量が削減されるという、少々受け入れがたい仕様差も明らかになった。(わかってましたけどね…)
著名リーカーSudhanshu Ambhore氏が公開した資料によると、グローバル版Xiaomi 17は前モデルと比較してバッテリー容量が20%、画面輝度が9%向上している。素直に評価すれば、これは十分なスペックアップだ。スマートフォンの基本性能が頭打ちになる中で、スタミナと視認性の強化はユーザー体験に直結する。
Xiaomi 17 5G full specs for Global. pic.twitter.com/fq42gYXYDT
— Sudhanshu Ambhore (@Sudhanshu1414) February 5, 2026
問題は「対中国版」との比較にある。リーク情報は、グローバル版が中国国内モデルよりも約10%小さいバッテリーを搭載して出荷されることを示唆している。積層型バッテリー技術の採用有無や、対応周波数帯の増加に伴うアンテナスペースの圧迫など、技術的な理由は推測できる。
だが、1099ユーロ(約1299ドル)という、日本円換算でかなり強気な価格設定を見せられれば、ユーザーが「劣化したハードウェア」と感じるのも無理はない。
カラーバリエーションは4色、メモリ構成は2種類が展開される見込みだ。3月初旬の発売が濃厚だが、Xiaomiがこの「仕様の格差」をどうマーケティングでカバーするかが焦点になる。単なる為替の影響を超えた価格設定に見合うだけの体験価値を、グローバル市場で提示できるか。ハードウェアの数字以上に、ブランドの真価が問われるタイミングに来ている。
発売まであとわずか。GalaxyやiPhoneが支配するハイエンド市場において、あえてスペックを抑えたモデルを高価格帯で投入する戦略がどう出るか。市場の反応は極めてシビアなものになるはずだ。

