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コンパクトタブレット市場における「iPad mini一強」の時代が、ついに終わるかもしれない。Xiaomiが開発中とされる次期8インチタブレット「Redmi K Pad 2」のリーク情報は、単なるマイナーチェンジの枠を超えた、強烈なインパクトを放っている。
有名リーカーDigital Chat Station氏がもたらした情報は、この新型機がゲーマーやモビリティ重視のユーザーにとって、理想的な選択肢になり得ることを示唆している。

今回のリークで最も注目すべきは、その心臓部とスタミナだ。SoCにはMediaTekの未発表チップ「Dimensity 9500」が採用される見込みだという。現行モデルとされるDimensity 9400+と比較しても、ベンチマーク上のパフォーマンスは約28%向上すると試算されており、この数値通りの性能が出れば、重量級の3Dゲームも最高設定で余裕を持って動作するはずだ。
さらに驚かされるのがバッテリー容量である。筐体サイズが限られる8インチクラスにおいて、前モデルの7,500mAhから20%増となる「9,000mAh」もの大容量バッテリーを詰め込んでくるという。
これは10インチ以上のタブレットに匹敵する容量であり、小型タブレットの最大の弱点であった「バッテリー持ちの悪さ」を物理量でねじ伏せにきた格好だ。どうやってこのサイズに収めたのか、内部設計の進化には舌を巻く。
ディスプレイに関しては、一部で期待されていたOLED(有機EL)ではなく、8.8インチのIPS液晶が採用されるようだ。RedMagic Astraのような競合機がOLEDを採用する中で、スペックダウンと感じる向きもあるかもしれない。しかし、解像度は3,008 x 1,880ピクセルと極めて高く、リフレッシュレートは165Hzに達する。
iPad miniが依然として60Hz駆動であることを考えれば、その滑らかさは別次元だ。焼き付きのリスクがないIPS液晶は、長時間UIを表示し続けるゲーム用途や、ブラウジングメインのユーザーにとっては、むしろ信頼性の高い選択肢といえる。
この「Redmi K Pad 2」は、中国市場で遅くとも6月末までに投入される見通しだ。前モデルがグローバル市場で「Xiaomi Pad Mini」として展開された経緯を踏まえれば、日本を含む世界展開も十分に期待できる。Appleが足踏みをする間に、Android陣営が送り出すこの「小さな怪物」は、8インチタブレットの新たな基準を力技で書き換えようとしている。

