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Vivoの「Vシリーズ」といえば、これまではセルフィー性能やデザインを重視したミッドレンジ、そんな印象が強かったはずだ。だが、その常識は過去のものになる。Geekbenchに突如姿を現した「Vivo V70 Elite」は、Qualcommの準ハイエンドSoC「Snapdragon 8s Gen 3」を引っ提げ、ミドルレンジ市場の勢力図を根底から覆そうとしている。
X(旧Twitter)でのリーク情報によれば、モデル番号「V2548」として確認されたこの端末は、シングルコア1,973、マルチコア4,863というスコアを叩き出した。
Vivo V70 Elite (V2548) spotted on Geekbench
— Anvin (@ZionsAnvin) February 4, 2026
– Snapdragon 8s Gen 3 (first V-series phone with Snapdragon 8-series chip)
– 12GB RAM
– Android 16#Vivo #VivoV70series #VivoV70Elite pic.twitter.com/WaJ29D537i

これはPoco F6やMotorola Edge 50 Ultraといった実力派モデルと肩を並べる数値だ。Vシリーズ初となるSnapdragon 8番台の採用に加え、12GBのRAM、そしてOSには早くもAndroid 16の搭載が示唆されている。もはや「見た目だけのスマホ」とは言わせない、Vivoの本気度が透けて見える。
特筆すべきは処理能力だけではない。公式ランディングページの情報によれば、背面のトリプルカメラには名門Zeiss(ツァイス)の監修が入る。5000万画素のメインに加え、同画素数の望遠レンズまで搭載するのは、本来なら上位の「Xシリーズ」に許された特権だったはずだ。これをVシリーズに落とし込むことで、Vivoはカメラ性能における「階級」すら破壊しにきている。
ハードウェア構成も容赦がない。6.59インチの1.5K有機ELディスプレイ(120Hz)に加え、驚異的なのはバッテリー容量だ。6,500mAhという数字は、一般的なフラッグシップ機すら凌駕するタフネス仕様である。それでいて90Wの急速充電に対応しているのだから、スタミナへの不安は皆無に等しい。
カラーはパッションレッド、サンドベージュ、オーセンティックブラックの3色展開で、今月下旬の発売が見込まれている。性能、カメラ、そしてバッテリー。全てにおいて妥協のないこの「Elite」が、もし攻撃的な価格設定で投入されれば、2026年のスマートフォン市場における台風の目になることは間違いない。
Vivoが投げかける新たな基準に、競合他社はどう応戦するのか。ミドルハイ市場の競争は、これからが本番だ。
Source:Vivo

