iPad miniの牙城崩すか。Xiaomi「Black Shark」8型タブレットがグローバル展開へ

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Androidユーザーが長年待ち望んでいた「ハイエンドな8インチ」の選択肢が、ついに現実のものとなる。Xiaomi系列のゲーミングブランドBlack Sharkが、グローバル公式サイトに8.8インチの新型タブレットを掲載した。これまで中国国内や一部の並行輸入でしか手に入らなかった「小型・爆速」の体験が、正式に世界へ放たれようとしている。

心臓部にはQualcommの「Snapdragon 8s Gen 3」を採用した。これはXiaomiのPad 7 Proにも搭載されているチップセットで、最上位の8 Gen 3の廉価版という位置づけながら、重たい3Dゲームを最高画質で駆動するには十分すぎる性能を持つ。

4nmプロセス製造による省電力性と、Antutuベンチマークで150万点クラスを叩き出す実力は、現行のAndroidタブレット界でもトップクラスだ。

特筆すべきはディスプレイ仕様だろう。8.8インチという絶妙なサイズ感に2.5K解像度のIPS液晶を詰め込み、リフレッシュレートは最大144Hzに対応する。競合となるiPad mini(A17 Pro)がいまだ60Hz駆動に留まっている点を突く、ゲーマーにとって強烈なアドバンテージだ。FPSやリズムゲームにおける視認性と指への追従性において、この差は決定的な意味を持つ。

足回りも抜かりがない。メモリは高速なLPDDR5Xの12GB、ストレージは読み書きが爆速なUFS 4.0の256GBを標準装備。バッテリー容量は7,300mAhと、8インチクラスの筐体にしては異例の大容量を確保した。

5MPのフロントカメラと13MPのリアカメラ、3D空間オーディオ対応のステレオスピーカーを備え、ゲームだけでなく動画視聴端末としての完成度も極めて高い。筐体カラーはブラックとシルバーの2色が用意される。

長らくLenovoの「Legion Y700」が孤軍奮闘していた小型ハイスペックタブレット市場に、Xiaomiが本気で切り込んできた形だ。具体的な発売日や価格はまだ明かされていないが、Xiaomiらしい破壊的な価格設定であれば、モバイルゲーマーの勢力図を一気に塗り替えるポテンシャルを秘めている。

Source:Black Shark

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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