新しいスマホの噂が出るたびに、「まだ今の機種で十分じゃない？」なんて思いながらも、結局は最新情報を追いかけてしまう。そんなガジェット好きの悲しい性（さが）を刺激する情報が飛び込んできました。
Samsung（サムスン）の次期フラッグシップ「Galaxy S26」シリーズの足音が、すぐそこまで聞こえ始めています。発売までまだ数ヶ月あるというのに、精巧なダミーモデルや動画が流出。
どうやら今回のアップデート、単なる「スペックアップ」では済まされない大きな変化が隠されているようです。
ポチップ
角張ったデザインの終焉？手に馴染む「丸み」への回帰
Galaxy Sシリーズ、特にUltraといえば、鋭利な角を持つ「文房具のような無骨さ」がアイデンティティでした。しかし、今回流出したダミー画像を見ると、その方向性が大きく舵を切ったことがわかります。
底面の角や、内蔵されているSペンのキャップ部分にいたるまで、従来よりも丸みを帯びたデザインが採用されているようです。
ここで気になるのが、「Ultraの威厳がなくなるのでは？」という不安。確かに、あのエッジの効いたフォルムは高級感の象徴でした。しかし、実際に手に持った時の「刺さるような感触」にストレスを感じていたユーザーも少なくありません。
今回の変更は、見た目のカッコよさよりも、私たちの日常に寄り添う「使い心地」を優先した、ある意味で人間味のある進化と言えるでしょう。
独立カメラから「大きな島」へ。カメラデザインの劇的な変化
背面のカメラ周りにも、驚きの変化が待っています。これまでのGalaxyは、レンズ一つ一つが独立したリング状になっていましたが、S26シリーズではそれらが一つの「カメラバンプ（台座）」にまとめられる可能性が高いようです。
これは、折りたたみスマホの「Galaxy Z Fold 7」を彷彿とさせるデザイン。一見すると以前のモデルに戻ったようにも見えますが、リングを統合することで、内部のレンズユニットをさらに大型化できるという合理的な側面もありそうです。
「レンズがバラバラな方がスッキリしていたのに」という声も聞こえてきそうですが、実際に並べて見ると、一つの島にまとまったことで「ここがカメラだ！」という主張が強まり、よりプロ仕様の道具のような佇まいを感じさせます。
2026年モデルとして、私たちが直面する「選択」
ラインナップについても整理が進んでいるようです。S26 Edgeは廃止され、ベースモデルのS26、中間のS26 Plus、そして最上位のS26 Ultraという、より分かりやすい構成になると見られています。
ここで誰もが抱く不安が、「ベースモデルはUltraの劣化版ではないか？」という点。しかし、今回公開されたダミーを見る限り、コンパクトなS26は、Ultraの無骨さとは対照的な「美しさと軽快さ」を極めています。ブラックとシルバーという王道のカラー展開も、素材感の良さを引き立てる絶妙な仕上がりになりそうです。
厚みについてはまだ議論が分かれていますが、薄型化を追求しつつ、どれだけバッテリーや冷却機能を詰め込めるか。そこがSamsungの技術の見せ所になるでしょう。
#Samsung #GalaxyS26Ultra pic.twitter.com/0lzaFIxYev
— Steve H.McFly (@OnLeaks) December 30, 2025
ってな感じで、今年の記事をこれで締めくくりたいと思います。今年一年ご愛読頂き、誠にありがとうございました。
来年もまた宜しくお願い致します。それでは良いお年を。
