Motorola SignatureがGalaxy S25 Ultraを喰う?Snapdragon 8 Gen 5搭載の衝撃スペックと「ペン内蔵」の真相。モトローラの逆襲がエグい件

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スマホオタクの皆さん、事件です。しばらくの間、フラッグシップ市場の端っこで静かに牙を研いでいたあのモトローラが、ついに「本気で王座を奪いにきた」かもしれません。

その名は、Motorola Signature(モトローラ・シグネチャー)。

さすが、アポロ11号が月面着陸した際、ニール・アームストロング船長の「一人の人間にとっては小さな一歩だが……」というあまりにも有名なあの言葉 あの音声を地球に届けた無線機を作った会社なだけはある。

正直に言います。私はこれまでモトローラに対して「コスパは良いけど、最高峰を狙うブランドではないよね」という、失礼極まりない偏見を持っていました。

しかし、今回リークされたスペックとインドのFlipkartで公開されたティーザーを見る限り、その認識を根底から叩き潰されました。

今回は、数日後に迫った正式発表を前に、この「目立ちすぎる」新型スマホが、私たちのスマホ選びをどう変えてしまうのか。期待と、そして少しの「本当に大丈夫か?」という不安を交えて深掘りしていきます。

Source:Flipkart

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まさかのSnapdragon 8 Gen 5一番乗り?異次元の処理能力

まず、誰もが二度見したのがGeekbenchに登場した中身のバケモノっぷりです。

なんと、クアルコムの最新チップ「Snapdragon 8 Gen 5」を搭載しているというのです。プライムコアが最大3.8GHz。もはやパソコンですかと言いたくなるような数字です。しかも、メモリ(RAM)は少なくとも16GBを積んでいます。

ここで多くの人が抱く不安は「そんな高クロックで熱は大丈夫なの?」ということでしょう。確かに、これだけのパワーを薄い筐体に詰め込めば、冬場はカイロ代わりになる心配もあります。

しかし、モトローラが今回「Signature(署名)」という、ブランドの威信をかけた名前を冠している以上、冷却機構にもかなりのテコ入れをしているはずです。

Sペン難民に朗報!6.7インチ大画面とスタイラスペンの衝撃

今回のリークで最も「予測を裏切られた」のは、スタイラスペンの搭載です。

これまで「ペンが使えるハイエンド」といえば、SamsungのGalaxy Sシリーズ(旧Note)の独壇場でした。そこにモトローラが、120Hz駆動の美しい6.7インチOLEDディスプレイを引っ提げて殴り込みをかけるわけです。

しかも、デザインベースはあの洗練されたEdge 70に近いと言われています。あの持ちやすい形状に、ペンが内蔵されるとしたら……。

正直、Galaxy S25 Ultraの購入を検討していた層の心が、グラグラと揺れ動く音が聞こえてきそうです。

「モトローラのペンって使い勝手どうなの?」

というニッチな疑問も湧きますが、実はモトローラは以前からペン対応モデルを出しており、ノウハウはゼロではありません。今回はそれをフラッグシップ級に昇華させてきた。この変化の知覚こそ、ガジェット好きが最も興奮する瞬間です。

50MPトリプルカメラという「逃げない」構成

カメラに関しても、一切の妥協がありません。 背面に鎮座するのは、50MP(5000万画素)のカメラが3つという、これまた強力なモジュールです。

最近のスマホは「メインカメラだけは凄いけど、超広角や望遠はオマケ」というパターンが少なくありません。しかし、Motorola Signatureは全てのレンズで高精細な撮影を約束しています。

これが本当なら、旅行先でどの画角で撮っても「あ、これ失敗した」という後悔がなくなるわけです。

デザイン的にも、大型のカメラモジュールが「俺はただのスマホじゃない」と主張しているようで、まさにティーザーにある「目立つ(Stand out)」という言葉がぴったりです。

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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