Snapdragon 8 Gen 3の特徴
性能向上
Digital Chat Stationによると、Snapdragon 8 Gen 3は、ベンチマークで合計スコアが200万を超える驚異的なパフォーマンスを示しています。GPUスコアは約84万、CPUスコアは約44万です。
これに対して、Snapdragon 8 Gen 2を搭載したXiaomi 13は、CPUスコアで約39万、GPUスコアで約60万を記録しています。したがって、Snapdragon 8 Gen 3は、CPUパフォーマンスでは約15%、GPUパフォーマンスでは約39%の向上を実現していると推測されます。
リリース予定
Snapdragon 8 Gen 3は、2023年モデルのスマートフォンに搭載される予定です。国内ではXperia 1 VI/5 VIやGalaxy S24シリーズ、AQUOS R9シリーズなどが採用する予定であり、中国市場でも11月から12月にかけて搭載モデルがリリースされる見込みです。
他のリーク情報
さらに、Snapdragon 8 Gen 3のベンチマークスコアがリークされています。Revegnusという有名リーカーによれば、Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxyのマルチコアスコアは約7400であり、Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxyのスコアである約4975を大幅に上回っています。
これは、まだプロトタイプ段階のチップセットにしては驚異的な性能です。
まとめ
Snapdragon 8 Gen 3は、次世代のAndroidフラッグシップスマートフォン向けに開発されたプロセッサであり、GPUパフォーマンスの大幅な向上が期待されています。最新のベンチマーク結果によれば、CPUパフォーマンスは約15%、GPUパフォーマンスは約39%向上していると言われています。
このパフォーマンス向上は、Snapdragon 8 Gen 2を搭載した既存のスマートフォンと比較しても大きな進化となっています。Snapdragon 8 Gen 3の正式な数値は10月24日のリリースまで明らかになることが予想されます。
ただ、少し懸念されるのはコスト面での話です。Snapdragon 8 Gen 2は160ドルなので、Snapdragon 8 Gen 3は当然これ以上の価格となる事でしょう。それにより、各メーカーはSnapdragon 8 Gen 3を避けるのでは?と噂もされています。
まぁ、正直な話Snapdragon 8 Gen 2でも性能的には十分ですからねぇ・・・