【衝撃】Poco F8 Ultraは買いか?Redmi K90 Pro Maxとの違いと「バッテリー減量」の謎を検証!11月26日発売前に知っておくべきこと

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Xiaomiがまたやってくれました。「年末になんか出すかも」という噂レベルだった話を飛び越えて、いきなりPoco F8シリーズのグローバル展開をぶち上げてきたのです。正直、心の準備も財布の準備もできていません。

特に注目なのが、最上位モデルとなる「Poco F8 Ultra」。

ネット上では「コスパ崩壊の神機(カミキ)確定か?」と界隈がざわついていますが、リークされた完全な仕様書を読み解いていくと、手放しで喜べない「不可解なスペックダウン」が見え隠れしています。

今日は、11月26日の正式発表を前にリークされた全貌を解剖し、私たちがこのモンスターマシンをどう評価すべきなのか、徹底的に深掘りしていきます。

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Snapdragon 8 Elite Gen 5搭載!中身はまさに「怪物」

まず、このスマホの心臓部について触れないわけにはいきません。

リーク情報によると、Poco F8 Ultraには「Qualcomm Snapdragon 8 Elite Gen 5」が搭載されるとのこと。

名前が長い!と思ったあなた、正解です。でも重要なのはそこじゃありません。これ、現時点で考えうるAndroid最高峰のチップセットです。これまでのPocoシリーズは「型落ちのハイエンドチップ」を使ってコストを抑えるのが常套手段でしたが、今回はアクセル全開です。

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画面も妥協なし

ディスプレイには120HzのAMOLEDを採用。ここは最近のハイエンドなら標準的ですが、ゲームや動画視聴での「ヌルヌル感」は約束されたようなものです。

この時点で「あ、これ高いやつだ」と直感しますよね。でもPocoの魅力は価格破壊。Amazonで現在732ドルの前モデル(F7 Ultra)の後継として、どこまで価格を抑えられるかが勝負どころです。

カメラ性能の「異常」な進化

これまで「Pocoは性能いいけどカメラはオマケ」というのが通説でした。私もそう思ってきましたし、実際そうでした。しかし、今回のUltraは様子が違います。

リーカーのSudhanshu Ambhore氏が公開した情報によると、カメラ構成は以下の通り。

  • メイン:50MP
  • 超広角:50MP
  • 望遠:50MP(光学5倍ズーム)

おいおい、待ってください。全部50MPですか。

しかも、光学5倍ズームを積んできました。これはベースモデルとされる中国版「Redmi K90 Pro Max」のカメラハードウェアを、なんとそのまま完全移植しているそうです。

普通、グローバル版にする時にコストカットで真っ先に削られるのが「望遠レンズ」なんですが、今回はXiaomiの本気度が違います。「遠くの被写体を綺麗に撮りたい」「画質劣化なしでズームしたい」という、これまでのPocoユーザーが諦めていた課題に対する、明確な解決策提示です。

謎すぎる「バッテリー減量」事件!なぜ重くなった?

さて、ここからが本記事のハイライトであり、私が最も首を傾げているポイントです。

Poco F8 Ultraは、中国の「Redmi K90 Pro Max」をベースに開発されています。当然、スペックもほぼ同じになるはず……でした。しかし、バッテリー仕様に不可解な変更が加えられています。

Redmi K90 Pro Max vs Poco F8 Ultra バッテリー比較

機種名バッテリー容量充電速度
Redmi K90 Pro Max (ベース機)7,560mAh
Poco F8 Ultra (グローバル版)6,500mAh100W有線 / 50W無線

なんと、1,000mAh以上も容量が減らされています。

「まあ、6,500mAhでも十分デカいし、軽量化のためなら仕方ないか」と思いますよね?

ところが、リーク情報には信じられない一文が添えられていました。

「Poco F8 Ultraは、バッテリー容量が小さいにもかかわらず、Redmi K90 Pro Maxよりもわずかに重い」

……はい?

バッテリーを削ったのに、重くなっている? これは物理法則に対する挑戦でしょうか、それとも私の翻訳ミスでしょうか。いや、何度読み返してもそう書いてあります。

考えられる可能性としては、「グローバル展開に伴う頑丈な放熱機構の追加」や「ワイヤレス充電コイルの重量増」などが挙げられますが、それにしても腑に落ちません。ユーザーとしては「軽くするためにバッテリーを削った」なら納得できますが、「重くなった上にバッテリーも減った」では、正直モヤモヤします。

smartphone internal structure showing battery and heat dissipation componentsの画像

それでも「買い」なのか?Proとの比較で見る結論

ネガティブなことも言いましたが、冷静に比較検討してみましょう。

同時に情報が出ている弟分の「Poco F8 Pro」と比べた時、Ultraを選ぶメリットはどこにあるのでしょうか。

リーク情報によると、Ultraは以下の点で優れているとされています。

  1. 落下耐性: EUのテストにおいて、Proよりも高い耐久性を示唆。
  2. 駆動時間: 驚くべきことに、Proと比較して充電1回あたり約4.5時間長く使える見込み。
  3. カメラ: 言うまでもなく、5倍ズームはUltraだけの特権。

特に「4.5時間の差」は強烈です。バッテリー容量云々の話をしましたが、SoCの電力効率やディスプレイの制御技術(LTPOなど)で、実使用時間はむしろ伸びている可能性があります。もしこれが本当なら、スペック表の数字マジックに騙されていたのは私の方だったということになります。

Xiaomiが仕掛ける「タイパ」重視のハイエンド

今回のPoco F8 Ultraのリークを見て感じたのは、Xiaomiが単なる「スペック番長」から脱皮しようとしている変化の兆しです。

これまでは「数字(バッテリー容量)」を大きく見せることに必死でしたが、今回はあえて数字を落としてでも、ワイヤレス充電やカメラ性能といった「体験の質」を重視し、バランスを取りに来ているように見えます。重さの謎は残りますが、それも実機を触れば「ああ、この質感のためか」と納得できる種類のものかもしれません。

結論として、Poco F8 Ultraは誰におすすめか?

  • 「ゲームもするけど、旅行先で綺麗な写真も撮りたい」という欲張りな人
  • 充電器に繋ぐ回数を極限まで減らしたい人(実駆動時間に期待)
  • 11月26日の発売日に、最新技術の結晶を誰よりも早く触りたい人

逆に、「少しでも軽いスマホがいい」「望遠カメラは使わない」という人は、Poco F8 Pro、あるいは値下がりした前モデルを狙うのが賢い選択と言えるでしょう。

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