「グローバル版は劣化する」は、もう過去の話。OnePlus 15が”異次元”の7,300mAhバッテリー搭載で11月13日、ついに世界へ!

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「どうせ日本(グローバル版)に来る頃には、スペックダウンしてるんでしょ?」

この記事を読んでいるあなたも、ここ数年、中国メーカーの新型スマートフォンが発表されるたびに、そんな諦めにも似たため息をついてきた一人ではないだろうか。

特に「バッテリー」と「急速充電」。中国国内では驚異的な数字が並ぶのに、いざグローバル版となると、安全規制だかコストだか、様々な「大人の事情」で、肝心要の性能が控えめにされてしまう。それが、私たちの知る「いつものパターン」だった。

しかし、どうやらその常識は、2025年11月をもって終わりを告げるかもしれない。

OnePlusが、来る11月13日に全世界で発売する新型フラッグシップ「OnePlus 15」において、中国モデルとまったく同じ7,300mAhという”異次元”の大容量バッテリーと、120Wの急速充電を搭載することを、正式に確認したのだ。

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「妥協」という二文字を消し去ったOnePlus 15

すでに中国では2025年10月28日に発売され、その圧倒的なスペックで市場を席巻している「OnePlus 15」。最新鋭のチップセット「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を搭載した、正真正銘のフラッグシップモデルだ。

注目が集まっていたのは、11月13日に予定されているグローバル版(国際版)の仕様だった。

私たちの最大の懸念は、前述の通り「バッテリー」だ。

しかし、OnePlusは公式に発表した。グローバル版OnePlus 15は、中国版と完全に同一の7,300mAhバッテリーを搭載する、と。

7,300mAh。もはやモバイルバッテリーと見紛うほどの、常軌を逸した容量だ。Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載した国際向けフラッグシップ機としては、これまでNubia Z80 Ultraが7,000mAh超えを達成していたが、OnePlusはそれをさらに上回ってきた。

驚きは、それだけにとどまらない。

グローバル版は、有線120W急速充電、そして50Wワイヤレス充電という「速度」まで、中国版から一切の妥協なく引き継いだのだ。

なぜこれが「世紀の大事件」なのか?

「バッテリー容量と充電速度が同じ。それがそんなに凄いことか?」と思うかもしれない。だが、これこそが「事件」なのだ。

これまで、中国のスマートフォンメーカーがグローバル展開する際、各国の多様なバッテリー関連規制を遵守するために、スペックを調整(多くの場合、低下)させるのは常套手段だった。

つい最近の例で言えば、同じく大容量バッテリーで注目されたNubiaの新グローバル版スマートフォン。あちらは、中国モデルと比較して充電速度が若干「低下」していた。それが「現実的な落とし所」であり、私たちユーザーも「まあ、仕方ない」と半ば受け入れていた。

しかし、OnePlusは違った。

彼らは、規制を遵守しつつもこの問題を解決する「明白な解決策」(それが何なのかは現時点で不明だが、技術的なブレイクスルーがあったのだろう)に固執し、最終的に「容量」も「速度」も一切妥協しない形で、グローバル市場に送り出すことを決定した。

これは、OnePlusの技術力と執念の勝利であると同時に、「グローバル版だから」という言い訳がもはや通用しなくなる、業界全体への強烈なメッセージでもある。

もちろん、中身も「本物」

当然ながら、OnePlus 15の魅力はバッテリーだけではない。判明しているその他のスペックも、フラッグシップの名に恥じない怪物級だ。

  • ディスプレイ: 165Hz OLED
  • タッチサンプリング: 3,200Hz
  • 冷却性能: 大型ベイパーチャンバー
  • 耐久性: 複数の防塵・防水性能

これだけのスペックを、あの7,300mAhバッテリーが支えるのだ。ゲームヘビーユーザーや、動画を一日中ストリーミングするような人々にとって、まさに「夢のような端末」と言えるだろう。

もちろん、ソフトウェアにも抜かりはない。国際版OnePlus 15は、ColorOS 16ではなく、グローバルユーザーに最適化されたOxygenOS 16(Android 16ベース)を搭載して出荷される。このあたりも、OnePlusがグローバル市場を熟知している証左と言える。

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